ケンポナシなるものを初めて見た。
化学の分子モデルの様な形で甘い香りがする不思議な果実である。
調べたら二日酔いにも効くということらしいので
試しに少しかじってみた。
多少甘さを感じるが、ん~渋い!
そもそも二日酔いに効くと言うものは往々にして渋いのである。
約1kg貰ったこのケンポナシを酒に漬け薬膳酒にするらしい。
二日酔いにはこれを飲めばよいのか?
まさに迎え酒である。
さあ、漬かるのが楽しみだ
ケンポナシ(玄圃梨。学名: Hovenia dulcis)クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木。
分布
東アジア温帯一帯に分布し、日本では北海道の一部から九州まで自生する。
特徴
初夏に小型の白い花が集散花序になって咲く。秋に直径数ミリの果実が熟す。
同時にその根元の枝が同じくらいの太さにふくらんで、ナシ(梨)のように甘くなり食べられる。
これは民間では二日酔いに効くともいわれる。
見かけは枝つき干し葡萄のようなので、英語では"Japanese raisin tree"という。
葉や樹皮を煎じて茶のように飲むこともある。
葉に含まれる配糖体ホベニン (Hovenin) には甘味を感じなくさせる性質がある。
ケンポナシ抽出物にはアルコール臭の抑制効果があるという報告もあり、
ケンポナシ抽出物はチューイングガムなどに利用される。
昔の日本ではテンボノナシと呼び、肥前ではケンポコナシと呼んでいたが、
シーボルトは、計無保乃梨(ケンポノナシ)、別名を漢名「シグ」とした。
転訛して、ケンポナシとなった。
(Wikipediaより)