世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

2015-07-03 07:18:50 | 日記





























人びとの苦しみには原因があり、

人びとのさとりには道があるように、

すべてのものは、みな

縁によって、生まれ、縁によって滅びる。

雨の降るのも、風の吹くのも、

花の咲くのも、葉の散るのも、

すべて縁によって生じ、

縁によって滅びるのである。

この身は父母を縁として生まれ、

食物によって維持され、またこの心も

経験と知識によって育ったものである。

だから、この身も、この心も、

縁によって成り立ち、縁によって

変わるといわなければならない。

網の目が、互いにつながりあって網を作っているように、

すべてのものは、つながりあってできている。

一つの網の目が、

それだけで網の目であると考えるならば

大きな誤りである。

網の目は、他の網の目とかかわりあって、一つの網の目といわれる。

網の目は、それぞれ、ほかの網が成り立つために、役立っている。

花は咲く縁が集まって咲き、葉は散る縁が集まって散る。

ひとり咲き、ひとり散るのではない。

縁によって咲き、縁によって散るのであるから、

どんなものもみなうつり変わる。

ひとりで存在するものも、常にとどまるものもない。

すべてのものが、縁によって生じ、

縁によって滅びるのは永遠不変の道理である。

だからうつり変わり、常にとどまらないということは、

天地の間に動くことのない、まことの道理であり、

これだけは永久に変わらない。



(仏教聖典より)
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