世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

Oshirakawa

2020-02-12 10:27:19 | 日記







































































































































































































































































雪深い山村。



隣県へと続くローカル線の

県内で最後の駅。

普段のこの時期なら

ゆうに3メートルを超える雪に閉ざされた地域である。



雪を黙々とひとり片付けるお婆さんに出会った。

話をするうちに以前にもこうした山村で会ったお婆さんも

同じ様なことを言っていたのを思い出した。

あの時もそうだったが、もう80歳を超えているのに元気である。

雪が降っていても、家にいてテレビを見ていてもつまらないしやれることをやる。

それに遊んでいるのが家族に申し訳ないともいう。

あの時のお婆さんも同じことを言っていた。



山村で暮らす人々にとって

どんなに歳をとっても

家族の一員としてきちっと仕事をするということが

こうした地域で暮らしてきた人々の心の底にあるのではないかと思えた。












Posted by I.Tachi at February 12, 2020
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