世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

廃止駅を訪ねて

2015-05-22 19:52:26 | 日記





















































































































































春のダイヤ改正と共に廃止となった

ローカル線の小さな駅を目指して。

長閑な郷の景色を眺めつつ

自転車で緩い勾配を登り下りしながら

辿り着いた駅は駅名が消された真っ白な駅名標

だけが立っていた。

取り残されたホームと駅舎は淋しそう。

駅を囲む集落では田植えも中盤とあって

長閑に農作業に精をだす姿も見える静かな過疎地域。

縁側で種の選別をするおばあちゃん

時より吹く風もどことなく穏やかに感じられる。

この駅を通過する列車は見れなかったけれど

引き返して途中で列車を待つことにしよう。




途中や休んだ小川も湧き水も

初夏の陽光を反射して眩しい

水がこんなに有り難いことをあらためて実感した。

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