世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

春を告げる

2016-04-02 08:22:15 | 日記






















































































































雪解けで水かさを増した

渓谷の川の流れは早く

堰では轟音をあげ

下流の田畑を潤す

大切な水となって下って行く。




そんな流れを見下ろすように

急峻な谷の斜面に

真っ先に春を告げる

可憐な草花達がいち早く顔を覗かせ

枯れていた野山を彩っていた。



やがて辺りは新緑のまばゆい世界へとなり

山菜も目を出し始めると

里の人々は本当の春を感じ

その豊かな野の恵みと春の陽光に心躍らせ

自然への感謝と

厳しかった冬を過ごせた安堵をおぼえる。



こんな自然のなかでみつける

春の彩りが人や動物達にも

生きる喜びをもたらせてくれているのかもしれない。






















しかし、気づけば投げ捨てられた

不法に投棄されたものが…

美しい自然を汚すこの

光景はなんとかならないものかと思う。





Posted by I.Tachi at April 2, 2016

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