朝霧が湖面に立ちこめ
静かな水面をゆらゆらと漂う。
時より水面を叩く
魚の跳ねる音に
鳥も驚き飛び立って行く。
羽音を残し彼方に見えなくなると
色づき始めた山肌の樹々を
湖面に写した
静かな湖へとまた戻った。
澄んだ冷たい大気に
吐く息も少し白く
秋の深まりを知らせていた。
少し早起きをして
目的の撮影地に行ってはみたが
あてははずれ
寄り道でみつけた
静かな時間。
こんなひと時もまた楽しい。
さて、帰って温かい珈琲を入れよう・・・

Posted by I.Tachi at October 11, 2016