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世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

鶏舎愁景 ~うつろう時代の中で~

2016-04-28 10:17:37 | 日記












































































































夕方の景色の中に佇む

使われなくなった鶏舎。

多くの鶏たちが飼育されていたはずの

そこは、廃墟のように静まり返っていた。


どういう経緯でこうなったかは推察はできないが

農業とビジネスの難しさを考えさせられる。

自然や生き物を相手の生業は

リスクとの隣り合わせ。

規模の拡大は利益を生むがリスクも大きい。


品質においても、どうしても無理も出る。

市場での価格、生産コスト、手間の対価…

近隣との環境問題、衛生管理。

後継者の問題も含め

様々な弊害を抱え

生き残ることは並大抵ではない。


安心して我々が食べられる

適正な農とは…

食とは…


消費者の我がままが、

「農」を苦しめている。


豊さとは何なのだろうと考えさせられる。








Posted by I.Tachi at April 28, 2016
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