世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

想定外…

2013-01-13 21:27:55 | 日記
一時期に世を賑わせた「想定外」という言葉。
これって当たり前のことなんだよね。
どんだけ偉かろうが博学であろうが
宇宙のこと全て分かっている何てない訳だけど。
※そもそもここで「宇宙」と言いながら「全て」と言うことも可笑しいよね。
宇宙自体全てなんだから。
 ま、それは兎も角。


今日は勝手にお友達になったチャーミングな方(素敵なレディ)の写真展へ旧大和町(南魚沼市)の池田記念美術館へ行ってきました。

地元の写真愛好家が出展する写真で構成する魚沼をテーマに実力派の方々に混じり
今年から参加したcotomiさん。
たまたま、会場でお会いでき色々とお話をする事が出来ました。
貧しい我が眼力での拝見となりましたが、
名だたる地元の名カメラマンさん達と並んでもいささかの見劣りする事なく
いや、それ以上の美しく故郷を愛する眼差しを感じる作品であったのです。
それは、私から見れば魅力のある筈が…。
お話を聞けば他の参加者からは「いかん」らしいのである。
あえて、いうなら彼女の作品は他の大人の視点で捉える参加者が持たない
言ってみれば教科書のにない自由な視点で捉えた作風。
それが気に食わないらしいのです。
彼らは小さな地域(いっても県レベル)で賞を冠した方々。

そもそも写真にセオリーで芸術を求める事自体ナンセンスと思っている小生は
そのことで権威を鼻に掛け新参者に異を唱えるその事への違和感を感じたのである。
素直に表現する事が真の芸術である事を理解するべきなのに。

そもそも、写真は今を如何に新鮮に切り取るかであり
常に絶え間なく動く社会の中で変化する自身の心の作用が捉える所作なのである。
それを他者がとやかく言われる筋合いのものではない。

そんな中で彼女は「勉強します」と言っていたが、
言わせて頂ければ、そんな勉強はしなくとも良い。今のままでいいと思う。

今回はたまたま写真であったが、暮らしている上で楽しいと思える事は
自分が想像している以上の事象に遭遇した時に感じる事が多いのである。
そういう意味で「想定外」を楽しめることは
人生を更に謳歌できるのではないかと思うのだが。

だからあえて、写真を通してそれを楽しんでいる彼女を見ているこちらも嬉しので
今はただ頑張れとは言いません。
「楽しんで」と言いたい。



そんな応援団。




それにしても最近は寒い!

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