一汁一菜はごはん+汁+おかず一品、香の物は別なのです。
テレビでエラソーに盛り付けの評価をしてるおっさんが一汁一菜の定義を思い切り歪めてくれた訳です。
ご飯と具沢山の味噌汁でも夕食は成立するんだから、忙しくて献立に悩む時は別におかずを作らないという考えもあっていい・・・
みたいな事を言ってたんですけど・・・
これ、ダメですからね。
一週間持ちません、家庭崩壊を望むならやってください。
そもそも一汁一菜の定義を間違えてるんです、このおっさん。料理研究家なのにですよ。
ご飯+汁もの+おかず1品。これが基本です。
まず、この基本は崩さないほうがいいです。
これ以上は本当に土井某の悪口オンパレードになっちゃうので、本題に入ります。
家庭料理って自分は独自のジャンルだと思うんですよ。
普段の夕食風景を思い出すと、ご飯があって、味噌汁があって、とんかつがあって・・・例えばそんな感じですよね。
これは個人的な意見ですが、家庭料理って"いかに手抜きをしておいしいものができるか"だと思うんです。
普段の夕食なんてべつにオードブルつけてとか懐石みたいにいちいち別盛して出すとか、そういうのじゃないんです。
本当に写真みたいな、ご飯!味噌汁!おかず1品!で十分なんです。
後はいかに手抜きしながらおいしくできるか、本当にそれだけ。
一番わかりやすいのが出汁入り味噌。使ってますよね、皆さん。
カレールーなんてのも手抜き材料のひとつです。文句があるなら、スパイス調合してカレー粉作りやがれ!!ってもんですよ。
使えるものはどんどん使いましょう。
丸美屋だろうがクックドゥだろうが、それを使えばおいしい夕食になるんだから、使わない手はないんです。
それさえ面倒なら・・・買っちゃいましょう(笑)
スーパーでとんかつとかコロッケとか、疲れている時とか関係ないですから。
そこにおいしそうなの売ってるんだもん。利用しない手はないですよ。
ただですよ、ご飯と汁ものとおかず1品の定義は守りましょうという事です。
それが家庭料理の基本です。
ご飯と味噌汁だけの夕食、想像してみてください。
絶対気が滅入ります。
お新香をおかずとカウントする奴がいますけど、アレは口直しという全くの別ものです。
食事は作る側の苦労もわかりますが、食べる側がいて初めて成立します。
無論食べる側は作り手に感謝すべきだし、それこそ出されたモノを黙って食えだと思うし。
でも、その作り手がテメェの勝手な解釈だけでご飯と味噌汁しか出さなくなったら、そりゃあ食べ手だって文句のひとつも言いたくなります。
家庭料理はあくまで家族が一緒のモノを食べる事が前提なので、それは忘れたらダメだと思います。
本来なら土井某は「料理を作らない選択」より「いかに時短で安く、家にあるもので作れるか」を研究して提案すべき存在だと思います。
でも、この土井某は料理の事を考えて考えて、その結果「作らなくてもいい」という結論を広めてしまいました。一汁一菜の定義もひん曲げるという大罪を犯して。
だから、自分は土井某を料理研究家として認めてません(笑)
「直接言えばいい」とかいうのナシね。よく書いてくる奴いるけど。
ここは自分のブログ、つまり主張する場所なんで、好き勝手に書いてます。
以上!!