ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ドルガバ バックル 中折れ

2019-01-09 08:45:57 | ドルガバ修理

D&G ドルチェアンドガッバーナのバックル修理です。
バックルの中が折れてピンがはずれています。


ピンの取り付け部分だけ細く作っているので、ここだけ破断するのです。
ここを細くする理由は、曲げると折れる亜鉛で作ったピンを出来るだけ曲げずに挿入するために、センター部分を細く作ります。


分解してみます。
私はプロなので、ベルト通しの裏の留め具、ここを見ればだいたいどこで作られたものなのか察しが付きます。
それ以上はここでは控えますが、バックルの作りを考えれば、ああ、なるほどとなるでしょう。


ここにピンが付いていたのです。
この部分を補強して修理します。


バックル用に使うチップという部品です。
これを渡してこの部分に再度ピンを取り付けます。
が、当然太くなっているので、元のピンは使えません。
このピンをこんなに広げたら簡単に折れてしまいます。


曲げ耐性のある真鍮製のピンを取り付けます。

バックルが黒ニッケルガラ剥きというメッキなので、取り付けるピンは表面をダメージ加工して、色合いを近づけています。


再度縫製して修理完了です。


修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みください。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りはできません。
お値段のお話は、お電話だけでは一切いたしません。
(おおよそのお答えもいたしかねます)
お電話いただいても、画像を送って下さいという内容のお話になってしまいますので、お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。

大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。
ときどき、以前は3150円でしたよね?って、それって消費税5%時代の値段だから3150円なので、いまは8%なので3240円ですって、いまだにそういうやり取りをして来られるお客様がいらっしゃいます。

持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
直せないものを持ってきていただいても、こちらも困りますので、持込でも画像送付はお願いします。

土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
ただ私もお休みなので、返信に時間が掛る場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、お急ぎでしたらLINEが便利です。
よろしくお願いします。



伊東金属製作所
03-3886-6271
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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