グッチのベルトカットです。
インターロッキングのベルトです。
当初、マジックの位置で穴を開けて欲しいというご依頼でしたが、こんなバラバラの穴ピッチで開けたら格好悪いですし、剣先が長くなり過ぎたら歩行中に腕に当たって使いにくいので、カットでご提案しました。
しかし、まだ新しいグッチのベルトに、マジックで、しかもフリーハンドでマーキングって、すごく大胆ですね。
もしかしたらめちゃお金持ちで、グッチなんて大したことないのくらいの方なのですかね。
採寸したところ、13センチ程度長いようなので、それを確認してから13センチカットで作業始めました。
105センチ表記なので、出来上がりが92センチになります。
作業完了です。
裏面の仕上がりです。
グッチのリバーシブルバックル、がたつきの修理です。
まずはごく細い六角レンチで分解します。
この症状の場合、中のバネが折れていることが多いのですが、このバックルはバネには問題ありませんでした。
組み立てが悪くネジが緩んだのかもしれません。
念のため、タップを通してネジ山を整えます。
ネジ側もダイスでネジ山を整えます。
しっかり組み立てて修理完了です。
もちろん、再び緩まないように組み立ててあります。
部品というのは、組み立てで性能が変わりますので、誰が組んだかというのは結構重要な問題なのです。
車のエンジンの組み立てでは、マイスターと呼ばれる職人制度があるほどで、組み立てる人によって容易に最高出力も変わってしまいます。
例えバックル程度でも、組み立て方が悪いとこのように故障につながります。
作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトなのか、どういった作業なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになります。
値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理
こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。
持込は完全予約制です。
留守がちですので、突然いらっしゃってもいないときが多いです。
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よろしくお願いします。
伊東金属製作所
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