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バレンチノのバックルです。
ロゴの入った謎のパーツ、正直、これが無くてもバックルは機能します。
このロゴの入ったパーツは反転するようになっていて、黒バージョンと、濃茶バージョンに切り替わります。
ベルトの色に合わせて切り替えるのだと思いますが、ベルトはリバーシブルに取り付けられるようにはなっていません。
おそらくベルトははずして反転するのだと思います。
バックルの機能は置き去りに、デザインだけ5歩くらい先へ行ってしまうような、まさにイタリアならではのものだと思います。
いい意味で、日本人にはない発想です。
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バネと折れたネジです。構造は通常のリバーシブルのバックルと同じなので、修理方法も同じです。
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修理できました。黒面です。
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こちらが濃茶面
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このように反転して切り替えます。
正にリバーシブルバックル、ただしベルトは切り替わりません。
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ベルト通しの部分が曲がっています。これではベルトが通りにくいですね。
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古いバックルですので、ちゃんと真鍮で作られていますから、折れずに修正できます。
最近のコストダウンしたバックルですと、修正どころか、曲がった時点で折れていると思います。
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よろしくお願いいたします。
伊東金属製作所
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