ラルフローレンのベルト修理です。
ベルトのギボシ折れです。
先端の玉の部分ですね。
真鍮色にメッキしてありますが、中身は真鍮じゃないですね。
亜鉛のダイキャストです。
折れたところが灰色です。
まずギボシを取り付けるネジ穴を切ります。
真鍮材の削り出しでギボシを作って、そこにイモネジを仕込みました。
小さいので作るの大変なのです。
バックルに取り付けて、修理はほぼ完了です。
バックル正面はこんなデザインです。
錨の形なのですが・・・・
余談ですが、私は小型船舶の免許持っていて、
錨って、下の突き刺さる部分に対して、上の横長の棒が垂直になってないと、
役立たないのですが・・・・
しかもこんなにロープぐるぐる巻きだと、100%役に立たないですw
ま、デザインなのでね。
こんな錨あり得ないですけどね。
こんなんじゃ、確実に走錨(そうびょう=錨が効かずに船が流されること)しますね。
関係ない話はさておき、仕上げにクリア塗装しておきます。
真鍮色のメッキのバックルなので、真鍮で作ったのですが、
本物の真鍮は徐々に参加して黒ずんでしまうので、
いつまでも同じ色合いにするために変色止め加工をして出来上がりです。
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ただ、留守がちなので、事前にご連絡お願いいたします。
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