ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

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ルイヴィトン リバーシブルベルト 回転軸折れ

2020-12-09 08:30:50 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトンのベルト修理では非常に多い症状の、リバーシブルベルト回転軸折れです。
修理が多いという事は、それだけ使っている人も多いのでしょう。
故障率が高いのかどうかはわかりませんが、普通はベルトとは壊れないのが当たり前だと私は思います。


この軸のネジが折れます。ネジと軸の切り替わり部分、一番弱いところです。


折れるという事は強度が足りないのですから、サイズアップ+材質変更で高強度にします。
今のところ修理したがまた折れたという報告はいただいていません。


綺麗に納まり機能するように部品を加工して仕上げます。
ネジを交換しただけでは修理はできません。


表面使用時。


反転して裏面使用時です。
いつもこのルイヴィトンのベルトを見て不思議に思うのですが、表は折角のダミエ柄でルイヴィトンらしさ満載なのですが、こちらの面を使う人っているのでしょうか?
折角のルイヴィトンなのですからほとんどは表面を使うと思います。
だったら故障するのですから、リバーシブルでない方が良いのではないかと思います。


2本目、先ほどよりサイズが太くなります。
最も多い修理依頼のベルトサイズです。
静岡県のお客様から送られてきました。


折れたネジが中に残っているので取り除かなければなりません。
折れた場合、大抵こうなって中に残っています。


折れたネジです。
バネは使えそうなのでネジだけ交換します。


代替のネジを用意しました。
スムースに動くよう、不要なネジ山は潰して使います。


きれいに納まりました。


ベルトを取り付けて修理完了です。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトの状態なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。

値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、数年前からブログには価格を掲載しておりません。

東京都のコロナウイルス感染者数増加に伴い、徒歩圏内以外の方からの持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
徒歩圏内以外の方からの修理受付は宅配便のみになります。
よろしくお願いいたします。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku


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