11月は七五三の月です。七五三詣りは、平安時代に始まり室町時代頃に定着したといわれる習慣です。
男女3歳の「髪置(かみおき)の儀」(それまでそっていた髪を伸ばし始める)
男児5歳の「袴着(はかまぎ)の儀」(袴を着け始める)
女児7歳の「帯解(おびと)きの儀」(ひもで着けていた着物を帯で締め始める)
それぞれの儀式の名残りが七五三詣りです。
七五三に因んで今月の言葉は「子育てを楽しむためのコツ」を挙げてみました。
1 今を楽しむ
子供を産む前は「元気に生まれてくれさえすればいい」と心から願っていたのに、いざ子供が生まれて成長すると、周りの子供と比較したり、言うとおりに出来ないとイライラしてつい感情的になってしまう事もありますが、出来ないことばかりに目を向けるのではなく、子供と一緒に過ごす時間をありのままに受け入れて、楽しむように心がけましょう。
2 こうすべきと決めつけない
子育てで過度に「こうすべき」と決めつけると、自分を追い込みやすくなり、ストレスがたまり、心が折れやすくなります。時には手を抜いたり、周りの力を借りたりと、適度に力を抜くと良いでしょう。
3 心に余裕を持つ
心の余裕は、時間、体力、気力がバランスよく満たされることで生み出せます。一つでも欠けているとストレスを感じやすくなります。
子供は大人より活気に満ち溢れており、一緒に遊ぶだけでも疲れてしまいがちです。
心に余裕を持って、親自身が無理しすぎないように心がけましょう。
4 自分の時間を作る
特に小さな子供がいる親は自分の時間がとりにくく、イライラを募らせやすいものです。
我慢しすぎて親がストレスを感じていると、言葉にしなくても自然とそのストレスが子供に伝わり、かえって手が掛かることもあります。両親や兄弟に頼ったり、保育園の一時保育等を利用しながら、たまには自分の時間を作るように意識しましょう。
子育ては夫婦が協力してするものです。不満をためないように夫婦間で話す時間をしっかりと取り、お互いのコミュニケーションを深めるよう意識したいものです。
今日も良い一日を
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます