評価:★★★☆【3.5点】
ジョシュ・ブローリンのイメージそのままの男臭さが光る主人公!
◇
1950年代、ハリウッド。
エディ・マニックスは映画スタジオ内で起こる
どんなトラブルにも対応する汚れ仕事請負人。
わがままなスターたちの尻ぬぐいに追われ、
悩み多き日々を送っていた。
そんな中、テレビの台頭に危機感を抱いたスタジオでは、
命運をかけた歴史スペクタクル超大作「ヘイル、シーザー!」の
製作に乗り出す。
ところがその撮影中に肝心の主演俳優ウィットロックが
誘拐される大事件が発生する。
さっそく事件解決に向けて動き出すエディだったが…。
<allcinema>
◇
映画スタジオ内の汚れ仕事請負人が本作の主人公で
彼目線で描かれる映画の裏側が垣間見れた格好となり
映画ファンとしてこんなに楽しい作品はなかなかお目に掛かれない。
主人公、エディ・マニックスの軸のブレない強きリーダー像に
こういう男が日本のリーダー(せめて外交官)として君臨してれば
お隣の国家との関係性ももう少し違っていて無駄なマネーも
そんなに支払うこともなかったかもしれない(←なんの話だ)
嘗ての(アクの)強いアメリカ人といえば『逃亡者』や『追跡者』
『ノーカントリー』のトミー・リー・ジョーンズが真っ先に浮かぶが
今はその道を完全にブローリンが継承したのではないだろうか(笑)
【今週のツッコミ】
・スカちゃんのやさぐれ感がある意味新鮮だったり(笑)
卑劣な言葉を発すると声質まで変わってしまうのね。
・人魚の身ぐるみの中でオナラは止めてください。
・主人公エディはアメリカ大統領選のトランプ氏と若干被るのか?
いやいや、本作エディの方が全体をしっかり見据え
意外に繊細な部分もあり、教会で24時間おきに告解してたり
その内容が余りに小っちゃくて笑ってしまいますが
こういうお茶目な部分が受け入られるんでしょうね(誰に?)
・大根役者役のオールデン・エアエンライクが意外にいい!
・ちなみにあの馬上のアクロバットと投げ縄はすごいよ。
ワタシも(ゴムっぽい)パスタで挑戦したい^^;
・ロシアの潜水艦が登場してきた辺りで本作ってもしや
S・キューブリックの『博士の異常な愛情』がモチーフ?(笑)
・ジョージ・クルーニーの史劇はかなり不細工だったが
下半身の筋肉量には正直おどろいた!(そこかい)
・フランシス・マクドーマンドはどこに出てた?だったが
編集室で窒息寸前のフィルムのオバちゃんでした(爆)
・1950年代にすでに米脚本家組合(WGA)の不満は頂点に達しており
これが後の2007年大規模ストライキに繋がっていくんですね。
------------------------------------------------------
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/
脚本:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/
音楽:カーター・バーウェル
出演:ジョシュ・ブローリン/ジョージ・クルーニー/レイフ・ファインズ/
ジョナ・ヒル/スカーレット・ヨハンソン/フランシス・マクドーマンド/
ティルダ・スウィントン/チャニング・テイタム/
『ヘイル、シーザー!』
ジョシュ・ブローリンのイメージそのままの男臭さが光る主人公!
◇
1950年代、ハリウッド。
エディ・マニックスは映画スタジオ内で起こる
どんなトラブルにも対応する汚れ仕事請負人。
わがままなスターたちの尻ぬぐいに追われ、
悩み多き日々を送っていた。
そんな中、テレビの台頭に危機感を抱いたスタジオでは、
命運をかけた歴史スペクタクル超大作「ヘイル、シーザー!」の
製作に乗り出す。
ところがその撮影中に肝心の主演俳優ウィットロックが
誘拐される大事件が発生する。
さっそく事件解決に向けて動き出すエディだったが…。
<allcinema>
◇
映画スタジオ内の汚れ仕事請負人が本作の主人公で
彼目線で描かれる映画の裏側が垣間見れた格好となり
映画ファンとしてこんなに楽しい作品はなかなかお目に掛かれない。
主人公、エディ・マニックスの軸のブレない強きリーダー像に
こういう男が日本のリーダー(せめて外交官)として君臨してれば
お隣の国家との関係性ももう少し違っていて無駄なマネーも
そんなに支払うこともなかったかもしれない(←なんの話だ)
嘗ての(アクの)強いアメリカ人といえば『逃亡者』や『追跡者』
『ノーカントリー』のトミー・リー・ジョーンズが真っ先に浮かぶが
今はその道を完全にブローリンが継承したのではないだろうか(笑)
【今週のツッコミ】
・スカちゃんのやさぐれ感がある意味新鮮だったり(笑)
卑劣な言葉を発すると声質まで変わってしまうのね。
・人魚の身ぐるみの中でオナラは止めてください。
・主人公エディはアメリカ大統領選のトランプ氏と若干被るのか?
いやいや、本作エディの方が全体をしっかり見据え
意外に繊細な部分もあり、教会で24時間おきに告解してたり
その内容が余りに小っちゃくて笑ってしまいますが
こういうお茶目な部分が受け入られるんでしょうね(誰に?)
・大根役者役のオールデン・エアエンライクが意外にいい!
・ちなみにあの馬上のアクロバットと投げ縄はすごいよ。
ワタシも(ゴムっぽい)パスタで挑戦したい^^;
・ロシアの潜水艦が登場してきた辺りで本作ってもしや
S・キューブリックの『博士の異常な愛情』がモチーフ?(笑)
・ジョージ・クルーニーの史劇はかなり不細工だったが
下半身の筋肉量には正直おどろいた!(そこかい)
・フランシス・マクドーマンドはどこに出てた?だったが
編集室で窒息寸前のフィルムのオバちゃんでした(爆)
・1950年代にすでに米脚本家組合(WGA)の不満は頂点に達しており
これが後の2007年大規模ストライキに繋がっていくんですね。
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監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/
脚本:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン/
音楽:カーター・バーウェル
出演:ジョシュ・ブローリン/ジョージ・クルーニー/レイフ・ファインズ/
ジョナ・ヒル/スカーレット・ヨハンソン/フランシス・マクドーマンド/
ティルダ・スウィントン/チャニング・テイタム/
『ヘイル、シーザー!』
ホント豪華キャストでしたね~。
私もフィルム編集者が最初は誰だかわからず…見事な化けっぷりでしたね。
ところで劇場ポスターなんですけど、ジョナ・ヒルの代わりにティルダを持ってくるべきなのでは?と、個人的には思いました。
そのすべてに関わってるブローリンが何とも逞しくいい味出してました(笑)
>ジョナ・ヒルの代わりにティルダを持ってくるべきなのでは?と、個人的には思いました。
確かに~!チラシのジョナ・ヒルってたったあれだけの出番なのに
「チラシに乗せるなよ」ですよね!
今回のティルダは近年の変態系ルックスを封印してましたね(笑)
なんでもこなせちゃう、できる男でした。
フォーマルも様になってたし・・・(笑)
コーエン兄弟は、自分的にあうあわないがあるんですが
これは、ほんとに面白かったし、なんといっても豪華。
>2007年大規模ストライキにつながる
えっ??ほんと??(笑)
なので有名な過去映画はどっちの兄弟だっけ状態です(笑)
でも、コーエン兄弟の常連俳優らをみて『ファーゴ』を作った方なんだという素人です。
そうそう、一時期脚本家連盟でスト有りましたよね。
今からもう10年前になりますが、その時って映画製作本数が少なかったという気がしてるんですけど
実際どうだったか気になるところです(笑)
とおもきおもいきや、、、(苦笑
全体というよりも、個々の撮影シーンが面白かったです(爆
まあ、ウォッシャオスキー監督は、兄弟でなく、
兄妹になっちゃったけど。。。
あれ??姉弟だっけ??
あのストのせいで、24の撮影がおくれたんでよね。
疑念を持っての鑑賞でしたがやはり本当に水中で撮影したみたい。
こうなってくると俳優もつくづく大変だなと思います。
ただ、着ぐるみでのオナラはどうしたものかと(爆)
私生活では絶対関わりたくない感じで女性化してますが^^;
ワタシ、それもコーエン家とウォシャウスキー家のどちらの事言ってるのかごちゃごちゃでした(←おい)
>あのストのせいで、24の撮影がおくれたんでよね。
確かにその年の映画全体に支障が出てましたよね。
テレビドラマも例外ではなかったんですね(笑)
個々のシーンは面白かったんですけどねぇ^^;
何より、wiki(英語版)で
潜水艦の上で仁王立ちしていたロシア人のシルエットが
ドルフ・ラングレンだと知り、
うわ~もっとよく見ておくんだった~!と後悔しきりでした(笑)
ところで、今年の春から
ウォシャウスキー"姉妹"になりましたよ(爆)
その最大の要因は史劇の似合わないジョージ・クルーニーの存在(笑)
以前は二代目ショーン・コネリーと勝手に応援していたものですが
どうにも作品選びがイマイチでそこで演じるキャラがダメダメなんですよね^^;
でも☆3.5になったのは闘牛のようなジョシュ・ブローリンが意外とお茶目だったことでした(笑)
>潜水艦の上で仁王立ちしていたロシア人のシルエットが
>ドルフ・ラングレンだと知り、
えぇ~!そうだったんですか!
たぶんどのブロガーさんも気が付いてないと思いますよ!( ..)φメモメモ
>ウォシャウスキー"姉妹"になりましたよ(爆)
マジですか!
姉に説得されたんですかね~
“うぉっしゃうすきーしまい”って、、、しばらく混乱しそう(爆)