評価:★★★【3点】
雰囲気は『ジェヴォ-ダンの獣』&『ヴィレッジ』?
ただし、その両方の作品のようなホラー的要素は
残念ながらこの作品には存在しない^^;
若干、似たような設定があったようななかったような(笑)
何かに取り憑かれた幼い少女、、、ではなく
おそらく、彼女は生まれた時から自由奔放に本能のまま生きる術を
自然に身につけており、周りの動物と会話が出来ると信じている。
さて、このファンタジー映画、
アカデミー賞主要部門にノミネートされてたということですが
見終わってみて、正直なんだかよく分からないというのが本音(苦笑)
◇
長々と伸びる堤防によって、
まるで世界から切り離されているかのような
小さなコミュニティ、通称“バスタブ”。
自分には動物と会話できる特殊な能力が備わっていると
信じる6歳の少女ハッシュパピーは、
飲んだくれの父親ウィンクと暮らしながら、
バスタブの仲間たちと活気にあふれた毎日を送っていた。
その一方で、自然界は繊細な秩序で守られていると考える彼女は、
秩序の崩壊によって獰猛な伝説の巨獣オ―ロックスが
復活するとの言い伝えに怯えていたのだった。
そんな中、
100年に一度の大嵐が平和なバスタブに襲いかかろうとしていた…。
<allcinema>
◇
冒頭で説明されていた地図がどこを示していたのか(苦笑)
もういちどよく見れば、右側を上にスライドさせてみて謎が解けました。
合衆国南部デルタ地帯といえばミシシッピー川ということで
最初に分かるのがルイジアナ州ということでしょうか。
オリーブリーさん、ありがとう(笑)
お初でお会いしたにも関わらず鑑賞後のディスカッションは
楽しかったですね^^
このルイジアナ州といえば
ほぼその全体が、かつてはミシシッピ川の巨大な三角州だったという。
今でも沼や湖が複雑に入り組んでいる“バイユー”と
呼ばれる地帯がニューオリンズの 南側にはたくさん広がっている。
ゴーストにとって、こんなありがたい場所は他にないらしいが(笑)
「全米有数の貧乏州のひとつであるが、
何故か世界一長い橋が湖上を渡っている。しかも2本も。
そしてその橋のなかばに差し掛かっても対岸は見えてこない。
振り返ってももう 来た陸は見えない。
湖上から立ちのぼる濃厚な水蒸気は昼間でもそこを異世界に
変えてしまう不気味なところである」
ということで、舞台を特定するだけで
なんだか疲れてしまって、結局、何が言いたかったのか
もうひとつピンとこない、そんな映画でした。
【今週のツッコミ】
・実際、あの位置にバスタブ島って実在するのか?
検索してもバスタブのリフォームしか出てこないぞ(笑)
・この映画、本当のテーマは地球温暖化撲滅運動じゃないよね^^;
・この小さなコミュニティだけで言い伝えられてきたのか知らないが
伝説の巨獣オーロックスはイノシシと水牛を掛け合わせた新種だった。
少女と対峙するところは、この映画で最も緊張するシーンだ。
・そのオーロックス、あれはアニマトロニクス?
それとも、遠近法で大きく見せる70~80年代でよく使われた手法か。
・『ジェヴォ-ダンの獣』とまでは行かないが『ヴィレッジ』の
あの妖獣よりは数段上だった(爆)
・生徒の前で大腿部を見せる先生って、いいね(笑)
・父の胸を一撃必殺!ってあのまま倒れ込んだ父は超リアル思考かと。
妊婦にも関わらすワニを撃退した母。さすがはその子である。
・ハッシュパピーのママはキッチンに入るだけで
お湯が湧くらしい。っていうか勝手に火が付くだけでしたが。
ある意味、危なくないかね^^;
・父はなんで彼女のことをボスと呼ぶ?
誉められて育つ子ってやつかな(笑)
・先生の教え、「自分よりも弱い子を助けなさい」
こういう時期に教えられたことって生涯忘れないものです。
・食糧難となりダイナマイトで倉庫を爆破しようとする彼ら。
スイッチ担当のあのオッちゃんのボケ具合は最高だった!
これリメイクするなら、この役は花咲爺さんこと
自由黒人の執事サミュエル爺に是非やってもらいたい。
・コミュニティの団体さんが立ち寄った“極楽”の女性って
ハッシュパピーの母という予想は違ってた。
・父が着る白いドレス、それと腕輪、この映画を観てないと
この文章だけで、あっち系の父と思われてしまうことだろう。
-----------------------------------------------------
監督:ベン・ザイトリン
脚本:ルーシー・アリバー/ベン・ザイトリン
撮影:ベン・リチャードソン
音楽:ベン・ザイトリン/ダン・ローマー
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス/ドワイト・ヘンリー
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
雰囲気は『ジェヴォ-ダンの獣』&『ヴィレッジ』?
ただし、その両方の作品のようなホラー的要素は
残念ながらこの作品には存在しない^^;
若干、似たような設定があったようななかったような(笑)
何かに取り憑かれた幼い少女、、、ではなく
おそらく、彼女は生まれた時から自由奔放に本能のまま生きる術を
自然に身につけており、周りの動物と会話が出来ると信じている。
さて、このファンタジー映画、
アカデミー賞主要部門にノミネートされてたということですが
見終わってみて、正直なんだかよく分からないというのが本音(苦笑)
◇
長々と伸びる堤防によって、
まるで世界から切り離されているかのような
小さなコミュニティ、通称“バスタブ”。
自分には動物と会話できる特殊な能力が備わっていると
信じる6歳の少女ハッシュパピーは、
飲んだくれの父親ウィンクと暮らしながら、
バスタブの仲間たちと活気にあふれた毎日を送っていた。
その一方で、自然界は繊細な秩序で守られていると考える彼女は、
秩序の崩壊によって獰猛な伝説の巨獣オ―ロックスが
復活するとの言い伝えに怯えていたのだった。
そんな中、
100年に一度の大嵐が平和なバスタブに襲いかかろうとしていた…。
<allcinema>
◇
冒頭で説明されていた地図がどこを示していたのか(苦笑)
もういちどよく見れば、右側を上にスライドさせてみて謎が解けました。
合衆国南部デルタ地帯といえばミシシッピー川ということで
最初に分かるのがルイジアナ州ということでしょうか。
オリーブリーさん、ありがとう(笑)
お初でお会いしたにも関わらず鑑賞後のディスカッションは
楽しかったですね^^
このルイジアナ州といえば
ほぼその全体が、かつてはミシシッピ川の巨大な三角州だったという。
今でも沼や湖が複雑に入り組んでいる“バイユー”と
呼ばれる地帯がニューオリンズの 南側にはたくさん広がっている。
ゴーストにとって、こんなありがたい場所は他にないらしいが(笑)
「全米有数の貧乏州のひとつであるが、
何故か世界一長い橋が湖上を渡っている。しかも2本も。
そしてその橋のなかばに差し掛かっても対岸は見えてこない。
振り返ってももう 来た陸は見えない。
湖上から立ちのぼる濃厚な水蒸気は昼間でもそこを異世界に
変えてしまう不気味なところである」
ということで、舞台を特定するだけで
なんだか疲れてしまって、結局、何が言いたかったのか
もうひとつピンとこない、そんな映画でした。
【今週のツッコミ】
・実際、あの位置にバスタブ島って実在するのか?
検索してもバスタブのリフォームしか出てこないぞ(笑)
・この映画、本当のテーマは地球温暖化撲滅運動じゃないよね^^;
・この小さなコミュニティだけで言い伝えられてきたのか知らないが
伝説の巨獣オーロックスはイノシシと水牛を掛け合わせた新種だった。
少女と対峙するところは、この映画で最も緊張するシーンだ。
・そのオーロックス、あれはアニマトロニクス?
それとも、遠近法で大きく見せる70~80年代でよく使われた手法か。
・『ジェヴォ-ダンの獣』とまでは行かないが『ヴィレッジ』の
あの妖獣よりは数段上だった(爆)
・生徒の前で大腿部を見せる先生って、いいね(笑)
・父の胸を一撃必殺!ってあのまま倒れ込んだ父は超リアル思考かと。
妊婦にも関わらすワニを撃退した母。さすがはその子である。
・ハッシュパピーのママはキッチンに入るだけで
お湯が湧くらしい。っていうか勝手に火が付くだけでしたが。
ある意味、危なくないかね^^;
・父はなんで彼女のことをボスと呼ぶ?
誉められて育つ子ってやつかな(笑)
・先生の教え、「自分よりも弱い子を助けなさい」
こういう時期に教えられたことって生涯忘れないものです。
・食糧難となりダイナマイトで倉庫を爆破しようとする彼ら。
スイッチ担当のあのオッちゃんのボケ具合は最高だった!
これリメイクするなら、この役は花咲爺さんこと
自由黒人の執事サミュエル爺に是非やってもらいたい。
・コミュニティの団体さんが立ち寄った“極楽”の女性って
ハッシュパピーの母という予想は違ってた。
・父が着る白いドレス、それと腕輪、この映画を観てないと
この文章だけで、あっち系の父と思われてしまうことだろう。
-----------------------------------------------------
監督:ベン・ザイトリン
脚本:ルーシー・アリバー/ベン・ザイトリン
撮影:ベン・リチャードソン
音楽:ベン・ザイトリン/ダン・ローマー
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス/ドワイト・ヘンリー
『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』
思い切って声をかけて良かったです(ビンゴ~)
オバちゃんになると、知らない人にでも話しかけてしまうという、恐ろしい技が役立ちました(爆)
映画の評価はともかく、出会いの作品とはなりましたね(爆)
若々しいitukaさんと楽しい時間が過ごせて嬉しかったです!
>先生の教え
そう、なかなか良いこと言う女性でしたね。
他はただの飲んだくれみたいだったけど^^
でも父に用意したあの薬って、、、(苦笑)
こちらこそありがとうございました。
劇場ロビーにいるのは分かっていても、あれだけの多くの女性へ訪ねまわる勇気はありませんでした。
ここでふとマット・デイモンの台詞「20秒の勇気を持て」が頭をよぎりまくったんですけどね(笑)
ビンゴ!でしたね~(爆)
よくぞ見つけてくれました!これもし、シネマ1の大きい方だったらあんなに上手く偶然のように真後ろに移動できなかったかも(笑)
そうそう、これって記念作品ですよね!^^
母に良く似た女性の目もとに描かれてた涙のタトゥって、すごく意味深で
ワタシ、あういうの結構好きなんですよ(笑)
もちろん、映画の中の世界限定ですけどね^^
あの生薬の成分が気になりますよね。
ただの安定剤だったりして(笑)
やっと?鑑賞作品がかぶり、嬉しいです。
ご評価は3点なのですね。私は良かったんですよね、コレ。
結構心を揺さぶられました。私的には4.5といったところでしょうか。(*^_^*)
でも何が良かったかと言って、itukaさんのブログに久々にコメントさせて頂ける機会を得たということが一番良かったです~。(*^_^*)
しかしワイルドな世界が展開してましたね。
生きることの原点を見た感じです。
お~!数ヵ月ぶりとなってしまいましたが、作品が被りましたね。
プチお久です~(笑)
評価はなんだか今ひとつピンとこなかったんですが、少女のピュアな部分は光ってました。
こういう映画って、観る側によってどうとでも捉えられる作りと思いました。
ある意味、観客に丸投げ?(笑)
>itukaさんのブログに久々にコメントさせて頂ける機会を得たということが
なにを仰います^^
まったく知らないネットの通りすがりさんは引きますが、ぺろんぱさんとは長いお付き合い
ワタシのような拙ブログ、いつでも、どこでもお気楽に立ち寄ってくださいませ~(笑)
生きる原点でしたね!^^
父子のそれぞれの想い、これ純粋でした。
毎度の事ながらitukaさんの着眼点には脱帽です。
私はこの作品「どストライク」だったのですが、評価は割れているみたいですね。哲学的なメッセージをファンタジー風に描いているところは『ライフ・オブ・パイ』にも通じますが、この荒削りで若々しい感じも私は好きです。
こういう映画にありがちな架空の地域であれば、それはそれでいいんですが
今回、敢えて地図が出てきたので是が非でも探さなくては!と思いました(笑)
先日公開された『ムーンライズ・キングダム』でも同様の気持ちになったんですよ。
着眼点はたぶんマニアックな部類に入るかもしれませんね(爆)
B型なのでちょっと変人っぽいとこあったりして(いや、そこまで訊いてないって)^^;
amiさんはストライクど真ん中だったのね!
そうそう、哲学っぽくて見る側の捉え方でどうにでもなる映画でした。
>『ライフ・オブ・パイ』にも通じますが
まさにそれ!バナナは水に浮くか沈むかというヒントがあった分『ライフ~』の方が優しい感じがしました。