評価:★★★☆【3.5点】
映画音楽家ジェームズ・ホーナー氏に捧ぐ…
というエンド・クレジットでのテロップ見て「え?」
◇
2010年8月5日、チリのサンホセ鉱山で落盤事故が発生、
坑道の奥深くに33人が閉じ込められてしまう。
救出活動もままならず、食料の備蓄にいたってはわずか3日分。
次第に生存が絶望視されていくが、事故発生から17日目に、
ついに33人全員の生存が確認される。
しかしそこは地下700mの避難所。
あまりの深さに救出作戦は困難を極める。
救出活動が長期化する中、33人の心身の状態への不安も
ますます高まっていくが…。
<allcinema>
◇
本作のこの事故は6年前に報道されたことは知っていて
生き埋めになっていた彼らが数か月後に無事救出という報道も聞いた。
こうして映画となってその全容を知るという意味では
なかなか貴重な映画である。
鉱山での落盤事故がメインなのでここは今どきのVFXで
ダイナミックな映像が堪能出来たことは不謹慎だがよかった。
割と地味目な作品と思っていたら意外に出演者が豪華だった。
こういう映画って低予算で作られるイメージがあって
主人公に有名どころを一人置いて
後は無名俳優などで予算を削るというのが定説だが(そうなん)
まさか脇にジュリエット・ビノシュご本人とは嬉しい誤算だった!
【今週のツッコミ】
・アントニオ・バンデラスはこういう映画で意外と映える。
・チリを舞台にしてて製作はハリウッドなので
俳優らもここぞとばかり南米人を多用してくるものとばかり。
その先入観のせいで南米にジュリエット・ビノシュの
そっくりさん見っけ!状態だったワタシは大バカだった。
・生き埋めされたなかでも映画の中で人物背景を描かれるのは
やはり5~6人というところは仕方ない。
・人種差別や近親憎悪など個人の問題も同時に描いているので
この事故をきっかけにそれらが解決していくのは
見どころとしてうまい具合に抑えていたのではないか。
・地下700メートルまで直下型の掘削は結構難しいらしい。
地盤の関係で途中でドリルが曲がってしまうので
彼らの避難所までたどり着けないという時間との焦りが
なかなか!
・地上では諦めかけ碑銘まで用意していた…。
・各国からの救助作戦として3つのプランが同時進行し
最終的にジョシュ・ブローリンの実父演じるアメリカ人技師の
プランBが貫通に成功した。
・宇宙食って災害非常食にも使えるそうでどこで売ってる(笑)
・ところでジェームズ・ホーナーに捧げるって
いつの間に亡くなったと思ったら昨年飛行機事故でしたか。
ということは『アバター』続編の音楽はどうなる?^^;
またも公開延期というか、いつ完成することやら
-------------------------------------------------------
監督:パトリシア・リゲン
脚本:ミッコ・アラン/クレイグ・ボーテン/マイケル・トーマス/
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:アントニオ・バンデラス/ロドリゴ・サントロ/ジュリエット・ビノシュ/
ジェームズ・ブローリン/ルー・ダイアモンド・フィリップス/
ガブリエル・バーン/マリオ・カサス/
『チリ33人 希望の軌跡』
Wiki記事「コピアポ鉱山落盤事故」
映画音楽家ジェームズ・ホーナー氏に捧ぐ…
というエンド・クレジットでのテロップ見て「え?」
◇
2010年8月5日、チリのサンホセ鉱山で落盤事故が発生、
坑道の奥深くに33人が閉じ込められてしまう。
救出活動もままならず、食料の備蓄にいたってはわずか3日分。
次第に生存が絶望視されていくが、事故発生から17日目に、
ついに33人全員の生存が確認される。
しかしそこは地下700mの避難所。
あまりの深さに救出作戦は困難を極める。
救出活動が長期化する中、33人の心身の状態への不安も
ますます高まっていくが…。
<allcinema>
◇
本作のこの事故は6年前に報道されたことは知っていて
生き埋めになっていた彼らが数か月後に無事救出という報道も聞いた。
こうして映画となってその全容を知るという意味では
なかなか貴重な映画である。
鉱山での落盤事故がメインなのでここは今どきのVFXで
ダイナミックな映像が堪能出来たことは不謹慎だがよかった。
割と地味目な作品と思っていたら意外に出演者が豪華だった。
こういう映画って低予算で作られるイメージがあって
主人公に有名どころを一人置いて
後は無名俳優などで予算を削るというのが定説だが(そうなん)
まさか脇にジュリエット・ビノシュご本人とは嬉しい誤算だった!
【今週のツッコミ】
・アントニオ・バンデラスはこういう映画で意外と映える。
・チリを舞台にしてて製作はハリウッドなので
俳優らもここぞとばかり南米人を多用してくるものとばかり。
その先入観のせいで南米にジュリエット・ビノシュの
そっくりさん見っけ!状態だったワタシは大バカだった。
・生き埋めされたなかでも映画の中で人物背景を描かれるのは
やはり5~6人というところは仕方ない。
・人種差別や近親憎悪など個人の問題も同時に描いているので
この事故をきっかけにそれらが解決していくのは
見どころとしてうまい具合に抑えていたのではないか。
・地下700メートルまで直下型の掘削は結構難しいらしい。
地盤の関係で途中でドリルが曲がってしまうので
彼らの避難所までたどり着けないという時間との焦りが
なかなか!
・地上では諦めかけ碑銘まで用意していた…。
・各国からの救助作戦として3つのプランが同時進行し
最終的にジョシュ・ブローリンの実父演じるアメリカ人技師の
プランBが貫通に成功した。
・宇宙食って災害非常食にも使えるそうでどこで売ってる(笑)
・ところでジェームズ・ホーナーに捧げるって
いつの間に亡くなったと思ったら昨年飛行機事故でしたか。
ということは『アバター』続編の音楽はどうなる?^^;
またも公開延期というか、いつ完成することやら
-------------------------------------------------------
監督:パトリシア・リゲン
脚本:ミッコ・アラン/クレイグ・ボーテン/マイケル・トーマス/
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:アントニオ・バンデラス/ロドリゴ・サントロ/ジュリエット・ビノシュ/
ジェームズ・ブローリン/ルー・ダイアモンド・フィリップス/
ガブリエル・バーン/マリオ・カサス/
『チリ33人 希望の軌跡』
Wiki記事「コピアポ鉱山落盤事故」
映画的には夫が古女房の元に戻るのがベストですが
実話だから仕方ないですね(笑)
ところでこの愛人騒動、
地球の反対側にいる私ですら知ってたってことは
当時の彼らの私生活がどれほどダダ漏れだったかってことですね^^;
なに、この愛人騒動を知ってたんですか!
いったいどれだけの個人情報流しているんでしょうね(笑)
生きて助かる確率論の観点で言えば先に情報集められるだけ集めるという作業も
致し方ないということでしょうね。
各国の救助チームが各々の作戦で作業してたこと知らなかったです。
ブローリン父は息子同様目立ってましたね(笑)