HTB 2024年12月28日 12:21
アイヌの人々と本州から北海道に移住してきた人たちが葬式に使っていた道具の展示会が札幌の北海道博物館で開かれています。
会場には近代以降に道内で行われていた葬式の道具などおよそ550点が展示されています。
アイヌの人々の間では死後の世界でも現世と同じ生活が繰り返されるという死生観があり、墓には副葬品として耳飾りやひもなどが収められたということです。
■北海道博物館 尾曲香織学芸員:
「アイヌの葬式の道具は靴やひもなど使うものがとにかくたくさんあってそれぞれの違いを見ていただければ。」
展示会は入場無料で、あす(12月29日)から2025年1月3日までの休館日を挟んで2025年1月13日まで開かれています。