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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月22日)は、「教養」+「人養」の日として大満足の日でした。

ここでは、教養の「ポジティブ・オフ シンポジウム」のことを書いておきます。

14:00~17:00に日経ホールで行われた「ポジティブ・オフ シンポジウム」の正式なタイトルは

日本経済を活性化するライフスタイル・イノベーション
~企業と個人の有機的成長戦略~

で、主催者の観光庁長官の挨拶から始まり、続いて吉越浩一郎氏(元トリンプ・インターナショナル・ジャパン 代表取締役社長)の基調講演、休憩後、パネルディスカッションが行われました。

早朝会議での即断即決経営を武器に、社長在任中19年連続増収増益を達成した吉越浩一郎氏の基調講演で印象に残ったのは、次の3つでした。

1.経営には、リーダーシップとフォロワーシップの両方が必要で、部下には「任せて失敗させてあげる」ことを必要だと考えていた。

2.業務効率化・スピードのための概念として、(1)「まず残業をやめる」が最初にありきで、(2)次に、全社をあげて仕事のデッドライン化を図った。

3.座右の銘は、「成功するまでやれば、必ず成功する」


パネルディスカッションは、白石真澄氏(関西大学 政策創造学部教授)をコーディネーターとし、次の方々がパネリストでした。

島津明人氏(東京大学大学院 医学系研究科 精神保健分野准教授)

武石恵美子氏(法政大学 キャリアデザイン学部教授)

中川荘一郎氏(高島屋 人事部人事政策担当次長)

吉田久子氏(第一生命保険 人事部ダイバーシティ推進室長)


発言者を特定せず、私の印象に残ったことを5点にまとめておきます。

1.日本人に望ましい休暇の取り方は、欧米のような2~3週間の大型休暇でなく、こまめな休暇

2.仕事のオフが充実することで、オンも充実する。

3.「その日の疲れは、その日のうちにリカバーすることが望ましく、そのためには次の4つ
(1)意識の切り替え
(2)リラクセーション
(3)自己啓発
(4)仕事の戦略

4.第一生命の仕事ダイエット
(1)会議・打ち合わせ
(2)資料・報告書
(3)メール・電話
(4)移動

5.最後に白石氏のまとめは、「人生をデザインするためにポジティブ・オフが必要」


勉強になった2月22日でした。


<お目休めコーナー> 平河町森タワー屋上から国会議事堂を望む

 

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