おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月6日)は、飯田橋のセントラルプラザの12階の東京都心身障害福祉センターの研修室で61人の受講者を対象として東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会 研修委員会主催で「若手リーダー/若手リーダー候補向け研修」として
アドラー心理学に基づく勇気づけのリーダーシップ
のタイトルの研修の2日目を行いました。
カリキュラムのうち
1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.リーダーシップについて
3.効果的な注意の与え方
4.自己変革がスタート
5.苦情に対する捉え方
までが前回、
6.リーダーのためのアドラー心理学
7.信頼と協力によるパフォーマンス向上策
8.やる気を引き出す勇気づけのリーダーシップ
が今回。
冒頭、「自己変革」に関しての2週間の遂行状況をペアの人と確認し合っていただいたところ、毎日1時間以上歩くことをすることによって2週間で5.5キロ体重を減らした人の話が出てきたのは、うれしかったです。
なお、自己変革のワークの進めは、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)のPART3の03「新しいパターンを身につけるには?」が参考になります。
その後に新しくグループ編成。
前回学んだことで印象に残った3つのことを自己紹介と絡めて話してもらいました。
この2日目になると、かなり福祉の現場に密着した質問が出ました。
実は、私は講師として1日目の皆さんのグループ討議をさりげなく聴き、また、1日目の終わりに懇親会に参加したことによって現場の声を収集していました。
私は福祉のプロではありませんが、話題の中で現場に直結する回答を出すことができました。
「リーダーのためのアドラー心理学」のところでも、福祉の現場にできるだけ生かせるよう噛み砕いてお伝えしました。
最後の頃は、「悪魔のささやき VS. 天使のささやき」を2人一組で行うことによって、勇気くじきと勇気づけの心理的な影響をたっぷり味わっていただけました。
東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会所属の若手リーダー/若手リーダー候補の約60人の方々と2日間お付き合いすることで、講師としての私も大きな学びとなった研修です。
ご参加の方々のモチベーションは極めて高く、初日、2日目共にそれぞれ20冊の本が売れました。
筆頭は、この本でした。
このようなご縁をつなげてくださった、ヒューマン・ギルドの会員で、現在 アドラー・カウンセラー養成講座 を受講中の廣川美也子さん(社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風 施設長)を筆頭に運営委員の方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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