アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
 
昨日(5月13日)は10:00から愛媛の 清水さゆりさん(写真左上) 、さらには彼女がELM勇気づけリーダーとして育成した人たち4人と一緒にELM勇気づけコースをオンラインでどう展開していったらいいかのZoomミーティングを行いました。


ここ数カ月の新型コロナの問題でヒューマン・ギルドは新方針を5月7日のメルマガで発表し、Websiteでも「SMILE、ELMのオンライン開催についての方針」として開示しています。
そのため個別相談が必要な人のために永藤かおるさんと私とで手分けしてZoomでのやりとりをしております。

こうしてやり取りしてみると、私たちが学ぶことが多く、昨日もあるELM勇気づけリーダーが「『(ELM勇気づけをどう展開するかよりも)受講者がどういう世界を見たいのか?』『自分自身の中にどんな可能性があるのか?』『生きる意味は何なのか?』に答えられるように呼びかけるので、集客には困らない」という発言は、思わずメモをしました。
 

さて、間に1日置きましたが、「私にも家に上司が存在する:家庭内のリーダーシップについて」シリーズの3回目です。
カップルの関係を家庭内のリーダー ― フォロワー関係として見立て、我が家だけでなく多くのご家庭では妻側がリーダーであることを経営学の知見をもとに説いています。
 
1回目には、ガルブレイスの「権力(パワー)を行使させる3つの源泉」として(1)個人的資質、(2)財力、(3)組織に(4)情報を加えました。
 
2回目には、経営学者のドラッカーの「そもそもリーダーについての唯一の定義は、“フォロワーがいること”である」「信頼がない限りフォロワーはいない」の言葉が飛び出しました。
 
今回は、権力(パワー)のうちの(1)個人的資質に着目・言及します。

これはすべてのカップルについて言えることではありませんが、ある年齢を過ぎると健康面で(心身共に)ギャップが生じます。

まず、精神面で言うと、妻の側が圧倒的に健康かつ、様々なことに貪欲な印象を持っています。
一例を示します。
 
私がZoomで150人を超える方々と個人的に、あるいはグループ単位でおしゃべりすべく募集し、やり取りしたところ、そのうち男性は10人にも達しませんでした。
せっかくの機会としてミニ相談もできたのに、応募者は女性3人に対し男性ゼロ。
好奇心の持ち方、チャンスに対する貪欲さ、情報収集への執念がまるで違います。
 
健康面では、よく言われる健康寿命として男性が72歳に対し女性は75歳。
男性は50歳を過ぎると、体の各所にガタがきますが、女性は比較的元気です。
こんなところが家庭内のリーダーシップ構造少なからず影響すると、かなりの独断と偏見を交えて洞察しております。
 
今回のまとめにあたるメッセージです。
 
「老いては子に従え」という言葉がありますが、「老いなくても妻に従え」です。

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