こんにちは。
年2回「心の休日」を開催している「大将軍八神社」では、
重要文化財を安置している方徳殿を、春と秋の年2回公開されています。
心の休日Vol.12の開催日である
11/4(月・㊗️)も方徳殿の秋期公開日の期間中なんですよ。
(11/1~5公開日)
そこで
毎回心の休日を開催している
大将軍八神社についてご紹介させていただきます。
大将軍八神社は
1200年の歴史を持つ神社です。
地元の方々はもちろん、
日本全国でパワースポットとして名高く、
参拝に来られる方が多くいらっしゃいます。
(毎年10月第3週目日曜日に天文祭が行われます)
【歴史】
大将軍八神社は平安京造営の際、
陰陽道により御所の北西角の天門に星神「大将軍堂」を建て
方位の厄災を解除する社として創建されたのが始まりです。
創建時は陰陽道のお堂として建てられていたため「大将軍堂」と称していました。
そして江戸時代になり大将軍社の鎮守社として祀られ、大将軍八神社と名付けられました。
「大将軍」とは方位を司る神様で、
中国の風水思想から起こった陰陽道信仰の中でも
重要な方忌に関わる神様のことです。
八神社の由来は、
スサノウノミコトとその御子八神・暦神八将神が合祀され、
『大将軍八神社』と名付けられました。
祭神の暦神八将神とは、
大歳神、大将軍、大陰神、歳刑神、歳殺神、黄幡神、豹尾神のことです。
大将軍八神社は
方位を厄災から守る神様として、
人気のパワースポットです。
【方徳殿公開は見る価値アリ!】
こちらには重要文化財に指定されている、
木でつくられた80体の大将軍神像を安置した方徳殿があります。
平安時代中期〜鎌倉時代にかけてのものがほとんどで、
武装像50体、束帯像29体、童子像1体が所蔵されています。
その他
方徳殿には、陰陽道安倍家の吉天文暦道資料も蔵されています。
これは大将軍信仰が最盛期に達した
平安中期〜鎌倉時代(10世紀末〜12世紀)にかけてのものがほとんどで、
毎年春と秋の年2回だけ一般公開されています。
東帯神像
神像群は桧、欅を材料にしています。
これらは大将軍神を具現化したもので時代とともに、
北極星、北斗七星をあらわしたものもあります。
天球儀
中国より伝えられ、361座、1763星を確認して制作したものです。
特に自薦の星座には中務、式部、左京などの日本名が付けられました。
天空を球面に見立て、
その表面に星、赤道などを描いたもので
天球の中心地点より天空を見上げた形になっています。
秋期方徳殿公開期間 11月1日〜5日 10:00~16:00
見学料金 お一人様 ¥500
癒やしイベント「心の休日」は、
2018年の初回開催から
毎回この方徳殿の公開中に合わせて開催してきました。
方徳殿公開とともに、
ぜひお立ち寄りくださいね。
お待ちしております。♥️
※記事内容は大将軍八神社資料より抜粋させていただきました。写真提供:大将軍八神社
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