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思考内リゾート

ジョージア料理のレトルト『シュクメルリ』

そんな『レトルト食品を食べた』という話です。

ある夜、パン食がしたくなって、パンのお供にレトルトシチューを求めてスーパーのカレーコーナーに行くと、うちのスーパーではレトルトシチューは一択しかなく、それで全然かまなわかったのですが

そこで目に入った新しい商品のシチューらしき写真のパッケージ。(すみません、撮影は食べた後です、涙)

名前をみると
『シュクメルリ』
写真はシチューぼいです。一番上にはジョージア料理の文字があります。

そして名前の下には

~ニンニク香るクリームシチュー~

『北海道産牛乳・手羽元使用』とあるので、パッケージだけ替えた、そのままの直輸入物でないようです。

「へぇ、クリームシチューのことをジョージアでは『シュクメルリ』と呼ぶのか。」
ジョージアという国が初耳っぽいのに、すでに『ジョージア』呼ばわりなのです。

さらに『ジョージア』の国旗のようなものが載っています。ほぼ100%そうでしょう。
(まさか適当に国旗ぽいものをそれらしく配置していたそれはそれで面白いですね)

価格が698円と、私の普段のレトルト物に出せる350円までを遥かに超えていましたが、
なにせ、ジョージア料理が食べれるなら!と即購入決定となりました。

...そして、居間。

箱裏には ジョージアと言う国の簡単な地理的なことと、それによる食文化の説明、そして『召し上がり方』が載っていました。
(何度でも書きます。撮影は食べた後です、上開いてます…。やっぱりジョージアの国旗に間違いありませんね。)

どことなくスイスの旗を思い起こしました。

私としたら、箱の裏面には、『シュクメルク』をこれから存分に味わうため、気分を高揚させてくる『遠い国に思いを馳せて』とか『本場の味をご家庭に』とか『にんにくたっぷり使った』『にんにくの風味を存分に味わえる』などの言葉を期待したのですがなく、けれど、初めて知る国の情報もいい感じですね。

それにしても写真を見ていると、ドラクエの世界のようです。(この時点でもう、現実のジョージアはどこかに行ってしまい、思考は完全にファンタジーの世界内です、汗。)

そして早速、いただきました。本当にニンニクの効いたクリームシチューで、美味しかったです。シチューにニンニク入れたいと思っていた方にはぴったりだと思います。

鶏肉の柔らかく、味全体、日本人向けにしているとは正直思います。

本当は、裏面の説明には期待していました。
箱裏の説明があれば、このレトルトの『シュクメルリ』から、どう日本人の味に合うようアレンジしたのかを知ることで、味を逆算していって想像できます。

例えば、『酸味を抑え、親しみ深い味わいに仕上げました』の記述があれば、「実際はもっと酸味あり」と想像し、『さらにクリーミーに仕上げました』なら、こんなにとろっと牛乳ぽくないんだ、もう少しさらさらかなに考えてみたりと。なんなら、『北海道産の生乳』を、『お日様の下、のびのび暮らすジョージアの乳牛による生乳』にまで置き換えていいです(笑)。

そんな方法で、行き当たりばったりで不確実ですが、本場ジョージアの味を頭の中で再現し、楽しんでみたかったです。

行き当たりばったりというと、この記事も『ジョージア』について、何一つネットですら調べないで書き続けましたが、こんな感じで大丈夫なのかなとちょっと心配になります...。

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