今日の夜帰宅中、近くの公園を通りかかった時、「そういやここにも桜の木があったっけ」とふと入口すぐの桜を見ると、公園灯近くに桜の木が。
夜桜の写真を一枚も撮っていないので、これはいいと思ったら、向こうの入り口から黒いワンピースを着た女性がほぼ同時に入ってきて、こちらにじっと視線を向けながら歩いてきます。
私はこの人も「この桜目当て」だとピンと来ましたが、向こうは何も気が付かないようで、ただずっとこちらを気にしながら遠回りしてきます。
この女性が帰るまで少し遠いベンチで待ってから写真を撮ろうかと思いましたが、待つ時間がもったいなくて帰ることにしました。
私がそのまま公園を出る頃、振り向くとその女性、やっぱり桜の木に近寄り、スマホで写真撮っていました。
私の『夜桜のエピソード』はこのタイミングの悪さでおしまいでいいかと思いましたが、でもなんか怪しまれた感じのような後味の悪さが気になって、後で写真に撮りにいきました。
実際撮った写真がこれです。すでに公園灯の光で桜の葉が青々(緑々?)と輝いて、ほとんど葉桜と化している光景でした。
元気そうで何よりなのに、それはそれで違う意味でさみしかった…、色々とさみしがる私でした。
*一本の木を角度変えて撮っています。画像がブレているんで、雰囲気だけお楽しみ下さい。
しかしそもそも公園灯に照らされた一本だけの『夜桜』は、ただの『夜の桜』なだけかも…と思った私、その通りなのかそれとも情緒豊かではないのか、ちょっとはっきりしてみたい気もします。


