さあくる湯沢温泉

備忘録みたいなものです。内容は食べ物の事とゲームの事とその他のことが三割ずつ。残りの一割はアレです。

「どミリオン!」カード別レビュー No.076 神さまのBirthday

2013-12-28 19:43:33 | ゲーム
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No.076 「神さまのBirthday」 如月千早
ステージカード
コスト4
+1ステージ
あなたはアイドル名を一人宣言して、山札の上から5枚のカードを公開する。
その中で、宣言したアイドル名のステージカードを1枚手札に加え、それ以外のカードは脇に置く。
ステージフェイズの終了後、脇に置いたカードは捨て札にする。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『神バ(かみば)』
「あと必要なのはあなた」という歌詞の一節から効果を導き出していきました。

○ガチ勝負におけるコメント
回りくどい。
ここまでやって、当たっても実質は「+1ステージ、+1ドロー」なので、よほどピンポイントのカードをひいてこられなければ効果は薄いし、外れた場合は目もあてられない。
現状、「どミリオン!」はドローには辛いが、優秀な圧縮エンジンが多いので、これを取るのであれば、少しでも圧縮を進めた方が建設的。
No.043「ショッキングな彼」で手札を減らされることが想定されたり、No.090「何度も言えるよ」の活躍の幅が欲しいという理由である程度デッキの厚さを確保したい場合に疑似圧縮能力として使えないこともないが、やはり外れた時のリスクを思うと考えものだ。

○よも☆やまっ!
高コストで、ふたひねりしてあって使いづらいけど面白い使い方ができる・・・というのを千早のカードの大まかなコンセプトにしていましたが、これは曲の関係もあってマイルドな感じに落ち着きました。
そういえば千早は「どミリオン!」の全ステージの中で最多登場枚数(12曲)を誇っています。
No.021「inferno」にはじまり、No.032「THE IDOLM@STER」、No.080「It's Show」と、複数人で歌う曲へのエントリーが多かった上に、完全に規格外の「72」の存在で真・やよいの11曲を1枚だけ上回りました。

今回の「どミリオン!」レビューマラソンについてはこちらのエントリーでまとめています。
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「どミリオン!」カード別レビュー No.075 思い出をありがとう

2013-12-28 19:40:01 | ゲーム
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No.075 「思い出をありがとう」 菊地真
ステージカード
コスト5
山札の上から3枚のカードを公開し、その中から1枚を選んで手札に加え、残りの2枚はリムーブする。
または、このカードをリムーブすることもできる。その場合、公開したカードは全て手札に加える。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『あーりがとぉー!(といってこのカードをリムーブする)』
本家海辺「見張り」。河合様のイラストのから受けた印象のインパクトが大きく、真ながらリムーブカードとなりました。

○ガチ勝負におけるコメント
屈指の利便性と速度を誇る圧縮エンジン。
山札からの圧縮なので、手札を使い切った後でも有効。圧縮を進めた結果、リムーブしたくないカードが揃ってしまった場合は、使い捨ての3ドローカードへ変更できる緊急回避機能つき。
序盤に「ありがたい」一枚だが、欲しいときにコスト5を捻出できずにぐっと我慢する事にもなりがち。圧縮に走るのなら、序盤で取得する機会は逃したくない。

○よも☆やまっ!
曲のラインアップについては前も触れましたが、実はこのNo.074「My Best Friend」と「思い出をありがとう」も、箱○無印アイマス曲の取りこぼしという点で共通していたりします。
こっそり、事故でリムーブしてしまった真を雪歩で回収、とかいう感じでカードの絡みを想定してました。そーです、ここでもゆきまこです。「チャリンコオーライ」に「公開されると困る真」と「防御カードの雪歩」のセット、思えば「どミリオン!」の雪歩と真のカードデザインははじめにゆきまこありきだったかも知れませんね。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.074 My Best Friend

2013-12-28 19:38:43 | ゲーム
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No.074 「My Best Friend」 萩原雪歩
ステージ/防御カード
コスト3
+2ドロー
+1ステージ
手札からカードを3枚捨て札にする。
他のプレイヤーが攻撃カードを使用したとき、手札からこのカードを捨て札にできる。
そうした場合、あなたはその攻撃カードの影響を受けず、捨て札かリムーブ置き場からコスト⑤以下のカードを手札に加える。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『M・B・F!!』
本家海辺「倉庫」、雪歩が持つ「掘る」イメージを改めて表現できないかと試行錯誤の結果。

○ガチ勝負におけるコメント
安定した防御カード。連続して攻撃される恐れがある場合は捨て札からこのカード自身を引き戻してくればいいし、そうでないなら、かなり異次元からカードを掘り当てて手札へ加える事ができる。「黒犬」ほどの派手さはないが、それはその分だけ攻撃カードが飛び交う前線で活躍する機会が多くなるという事でもある。
なお、攻撃が皆無の場では他の多くの防御カードと同様、さすがに厳しい。都合2枚のリソース減は、カード交換にしてもあまり頼れるものではないので無理に使おうとしない方が良い。

○よも☆やまっ!
これ、穴掘って埋まってますじゃなくて、穴掘って埋めてますよね?と話題になったイラストです。あー。かわいい(笑。
本イラストを挙げていただたはろさんは構図の引き出しがものすごく多く、狭いどミリオン!やRttCのイラスト枠では本当にもったいないほどの傑作があふれています。
だから、他のゲームで物凄いテキストの小さいカードデザインにしてしまったり、イラストにテキストを重ねたりしてしまう気持ちもわかるんですが・・・、やっぱりカードゲームはまずゲームであるべき。
と、カードゲーム処女作【魔剣】でやらかした教訓を活かして、今の形に落ち着きました。だからこそ、こんな感じでイラストを大きくフィーチャーする機会を設けなければ、と常々思っています。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.073 Melted Snow

2013-12-28 19:34:34 | ゲーム
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No.073 「Melted Snow」 四条貴音
ステージカード
コスト3
+1ステージ
手札から好きな枚数のカードを脇に置く。
そのカード1枚ごとの種類によって、あなたは以下の効果を得る。
「ステージ」:+①
「イメージ」:+1ステージ
「ファン」:+1ドロー
ステージフェイズの終了後、脇に置いたカードは捨て札にする。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『メルト』
No.061「Is This Love」

○ガチ勝負におけるコメント
器用貧乏。
テキストをさっと読むと万能なような気もしてくるが、このカードで派手なことをしようと思った場合はどうしても他のステージで得られるカードリソースが必要になり、だったらそのカードリソースを使って別の勝ち筋を見つけた方が話が早い。
緑枠の「ステージ/ファン」カードは「+1ドロー、+①」になってくれるが、その程度がけっこう嬉しくなっちゃうくらいの慎ましさ。
ただし貧乏ながら器用なことも確かで、ファンが固まったりステージが足りなかったり、「ちょっとままならない」状況からそっと救ってくれることもある。

○よも☆やまっ!
固まった状態から救ってくれる雪解けのイメージで作りました。
ちなみに、+1ステージがはじめなかったんですよね。貴音さん好きなテストプレイヤーさんがかなり無理して使っていましたが、そこで、これでは「Is This Love」の二の轍だと。
・・・思ったんですが、「Is This Love」って色んな物の礎になってますね。無駄なカードなんて一枚も無かったんです!(キリッ

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「どミリオン!」カード別レビュー No.072 ふたりのもじぴったん

2013-12-28 19:31:22 | ゲーム
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No.072 「ふたりのもじぴったん」 如月千早
ステージカード
コスト0
このカードを使用した時、あなたのデッキの枚数が72よりもおおきくなっていたら、あなたはこのゲームに勝利する。
そうでない場合は、愚民カードを1枚取る。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『72』『ぺったん』『ちはぺったん』
どう「72」をカードにするか。ホントもうそれだけでした。

○ガチ勝負におけるコメント
無理。
獲得権をブーストしてコスト0のカードを取りまくるか、「リゾラ」で高コストカードを解体して一気に「ノーマルレッスン」を増やすか、どちらにしてもデッキが膨らみ始めると同時に回転率も悪くなり、結果デッキを肥やす速度も必ず落ちる。
全体のカードリソースが減った状態で、相手がこのカードでの勝利を目指していると判ったなら、ある程度ファンを確保しての3山枯れ速攻にシフトすれば良い。周囲がある程度以上面白がって見守ってくれなければ、成就する夢ではない。
72の壁は絶望的に厚く高く平たかった。

○よも☆やまっ!
右下にカードナンバーを入れた時から、「72番は絶対こういうカードにしたい」と思っていた念願の一枚です。
ある意味では、105種の中で最も気合の入ったカードじゃないかと思います。さあくる湯沢温泉が全力でお届けする渾身のファンカード、…知らない人には「なんじゃこりゃあ」でしょうね(笑。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.071 いっしょ

2013-12-28 19:29:33 | ゲーム
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No.071 「いっしょ」 三浦あずさ
ステージカード
コスト5
+①
+1獲得権
他のプレイヤーのカードの影響によってあなたが手札からこのカードを公開したとき、あなたはコスト⑤以下のステージカードかイメージカードを1枚取ることができる。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『トラップカードオープン』『あずささん俺だー』
No.038「Next Life」等、公開させる攻撃カードにメタをする、「メタのメタ」という考え方から。

○ガチ勝負におけるコメント
ゲームバランスとしてはちょうど良いのかもしれないが、勝負に寄与するかという意味ではもう一声欲しかった。公開されると困るステージを使いたい時に、防御カードの代役を果たしてくれるわけではないので、あくまでも伏兵的な存在。
「NextLife」のように連続で他のプレイヤーのカードを公開させる事になるカードに対してはある程度の抑止力になるし、公開効果が周囲に与える精神的なダメージは馬鹿にできないが、「パーフェクトレッスン」も「ファン3万人」も取れないので、使う側の実際の恩恵はそれほどでもない。
コストの高さも相まって、+獲得権のために1枚挿し、不用意に公開させてくれたらラッキー。くらいの扱い。
逆に、相手が「いっしょ」を握っているからと言って必要以上に委縮する必要はない。が、No.047「おはよう朝ごはん」を使った後だけは注意。

○よも☆やまっ!
冬来たりなば春遠からじ。このイラストは今春、「RO@D TO THE CINDERELLA」をデビューさせるまでの間、「さあくる湯沢温泉」のトップを飾っていました。
正直なところ、かなり苦しい時期でしたので、この満開の桜とあずささんには思い入れが強いです。
冬来たりなば春遠からじ。これからまた寒い季節に入りますが、必ず春は来ます。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.070 メリー

2013-12-28 19:25:39 | ゲーム
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No.070 「メリー」 星井美希
ステージカード
コスト6
+Xドロー
+1ステージ
Xはこのカードを使用した時にあなたのプレイエリアにある「メリー」の枚数。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『メリィー…(ちよちゃんのパパっぽく若本声で(わかる人居るのか))』
シンプルなテキストで面白い効果を、ということと、No.069「サニー」を対にしたいという考えのもとに。

○ガチ勝負におけるコメント
強烈。程よく圧縮されたデッキに5枚以上投入されると、やりたい放題になる。
そのため、一人にメリーを独占させないよう注意を払う必要があるが、逆に1枚、2枚挿しただけでは「コスト6」と釣り合わなさすぎるので、往々にして「逆チキンレース」のような状況を生み出す。
メリーの獲得数と+イメージのバランスを取ってチキンレースに勝ちきるか、それに乗らずに別の勝利ルートを模索して出し抜けるか。
ラインアップされているだけで「メリー場」と言ってしまってもおかしくないほど、場に与える影響は大きい。

○よも☆やまっ!
コレ、はじめコスト4でした(笑。
それをコスト5に修正し、まだまだ無双で、コスト6まで行ってよーやく妥当か、というジャッジを下した事を覚えています。
短いテキストで面白い効果を、という考えだったのですが、このように雪だるま式に効果が大きくなっていくカードはバランスを取るのも難しいですね。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.069 サニー

2013-12-28 19:22:59 | ゲーム
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No.069 「サニー」 双海亜美・双海真美
ステージカード
コスト2
+1ドロー
+Xステージ
Xはこのカードを使用した時にあなたのプレイエリアにある「サニー」の枚数。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
シンプルなテキストで面白い効果を、ということと、No.070「メリー」を対にしたいという考えのもとに。

○ガチ勝負におけるコメント
毒にも薬にもならない。増えた数字に比例して効果が高まる+ドローや+イメージと違い、大量に+ステージだけあっても、それを活かす分だけのステージがなければ意味がない。
シナジーとして考えられるのは-5ステージを事前に相殺して連続で「it's Show」を使う事などが挙げられるが、大道芸。
+2ステージ以上のカードが他になかった場合の代用として使う事は考えられるが、単独でステージブースターとして機能してくれない事には注意が必要。デッキの回転率を向上させることもないので、思った以上に構築に手間取る。

○よも☆やまっ!
テストプレイヤーさんの中に、このカードの効果をこよなく愛している人がいまして。かなりやりこんでいるため、もうカードの特性的に、あまり重要でないと分かっていてもついつい取ってしまいたくなるんだとか。
ドミニオンは勝ち負けにとことんこだわっても面白いですが、「このカードでなにかやってやろう」という方向性でも楽しめますよね。そこは好み次第で千差万別なため、拡張に比べると相互効果の少なかった無印ドミニオンらしい遊び方といえるのかも知れません。
そういえば、「どミリオン!」のコンセプトのひとつに「特殊な要素やルールはなるべく増やさず、カードテキストに盛る」というのがありました。
やはり、たくさんの拡張が出ている中でも無印ドミニオンは私にとって特別な作品です。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.068 黒い犬

2013-12-28 19:20:18 | ゲーム
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No.068 「黒い犬」 我那覇響
ステージ/防御カード
コスト5
+1ドロー
+2ステージ
他のプレイヤーが攻撃カードを使用したとき、手札からこのカードを公開できる。
そうした場合、あなたはその攻撃カードの影響を受けない。
さらに、攻撃カードを使用したプレイヤーは手札を公開し、あなたはその内のステージカードの枚数だけドローできる。
=====

○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『黒犬』『番犬』『バウッ!!(←デカい犬が吠えるイメージ)』
No.021「inferno」やNo.057「津軽海峡・冬景色」とは別方向で攻撃的な防御カードをデザインしてみよう、ということで検討をすすめました。

○ガチ勝負におけるコメント
ステージブースターに防御効果もついた万能カード。ズバリ、No.004「GO MY WAY!!」の5コスト版。ステージによるデッキ構築を進めつつ、他からの妨害も防げる安心感は大きい。
が、大局的にみると、場に強力な防御カードがあったらどうすべきか?No.012「目が逢う瞬間」およびNo.046「EXCAVATE」で答えが出ている通り、「攻撃カードに手を伸ばさなければいい」。オマケの公開効果・ドロー効果がついている分、番犬が目を光らせている場で敢えて攻撃に舵を切るのは思い切りが要る。
そのうえで、単にステージブースターとしては、5コストはいくらなんでも重い。もちろん場の動き次第だが、安易に手を伸ばすとコスト損として返って来る事も考慮に入れたい。

○よも☆やまっ!
ブースター3rdでは「MASTER SPECIAL曲」、ブースター4thは「カバー曲」、ブースター6thでは「MASTER ARTIST 2曲」。そして、このブースター5thでは「それ以外の曲」。それも、「いっしょ」と「it's Show」、「サニー」に「メリー」、そして「白い犬」に「黒い犬」と、対になるタイトルを組み合わせたりなどしてみました。
アイマスほどリリースされている曲が多いと、カードにするステージのラインアップを考えるのも、楽しさのうちの一つですね。

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「どミリオン!」カード別レビュー No.067 白い犬

2013-12-28 19:17:12 | ゲーム
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No.067 「白い犬」 高槻やよい
ステージ/攻撃カード
コスト1
あなたの指定した他のプレイヤー1人は手札を公開する。
(指定されなかったプレイヤーは防御カードを使用できない。)
このカードが防御された場合、あなたは +2ステージ +2ドローを得る。
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○「招待」っぽくガチ勝負における強さ評(10段階評価)


○効果検討時参考にさせて頂いたもの・身内での俗称、他
『白犬』『やよ犬』
おなかを空かせたやよいが豪華な食事を前に目をキラキラさせている。という、ものすごく偏ったイメージから。

○ガチ勝負におけるコメント
使いどころが限定されすぎている。むしろ、使える状況の方が珍しい。
公開されるとデメリットを受けるカード+防御カード+「白い犬」、の3枚がラインナップされていないと、このカードは意図するであろう働きをしない。
また、使える状況にあったとしても、このカードを防御するかどうかの選択権はもちろん相手側にあるので、その時点で不利であり、なおかつ失敗したときにNo.061「Is This Love」同様、「+1ステージすら得られない」というデメリットがキツすぎる。
やよいが食事にありつける事態は相当にレア。世間の風は冷たい。

○よも☆やまっ!
どんな状況でもある程度は使い道のあるカードを作るべき。もちろんそれが理想ですが、ドミニオンというゲームシステムは「ステロイド」という戦い方が示す通り、勝ち負けに先鋭化するほど多くのカードを「使い道のないカード」として切り捨て、勝利への最短距離を目指す事になります。
それを惜しいなと思ったから、「どミリオン!」のスタートはアクション(ステージ)の強化とアンチステロイドだったわけで、そこから「突拍子もないカードテキスト」という方向へむかって行き・・・ブースターも第五弾、データの検討にあたって「もう、実用にこだわらず、とにかく面白いカードを作りたい。」と思い切りました。
その2トップがこの「白犬」と、そして「72」です。
…ええ、ちょっとやりすぎたかもしれませんが(笑。同人だからこそ、ここまで好き放題やれた。そういう意味で後悔はしていません。

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