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3月6日は啓蟄、広島市 名勝 縮景園では、こも外しが行われたらしい。
啓蟄(けいちつ)は、冬ごもりしていた地中の虫たちが、暖かくなって
一斉に地上に這い出して来ると言われる日。
縮景園内の370本の松の幹に巻かれている、こもは冬の間に虫たちが
暖かいこもに隠れて過ごし、そして動き出す前に、こもごと虫を焼却してしまうという昔からの手法。
ただ、最近では薬剤散布技術が発達した為、形式だけの行事になってしまったらしい。
本当に実務的な、こも巻は一回りだけではなく、2m程度の高さまで
巻き上げて有ったのを、昔の記憶として持っている。
何はともあれ、今縮景園では梅の開花が見ごろとなっている。
沢山の方々が鑑賞に訪れ、アマチュアカメラマンたちも
望遠レンズの本格的なカメラを持って、撮影にいそしんでいらっしゃる。
やっと待ち望んだ、春の訪れだ。
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