野生の雉が時々現れては、困った事をしてくれるらしい。
上の写真の派手な色をしているのが、オス鳥。
下の写真地味な色合いをしているのが、メス鳥。
ツガイの雉になるが、その派手な色合いのオス鳥が
先日から、黒っぽい車のタイヤ周辺をくちばしで突いている。
という、目撃がされていた。
今日、我が家の玄関先で、キィー キィーと鳴く声がしたので覗いてみると
その噂の雉君が吾輩の濃紺の愛車のタイヤを突いているようだ。
顔を覗かせると、相手も気が付いて車の後ろに隠れた。
逃げたのかな? と、思って出ていくと、隠れているだけでまだ逃げていない。
威嚇すると、やっと逃げて行ったが、ふと近くを見てみるとメス鳥の姿が有る。
なぜ、キジが車をつつくのかという事は諸説あるらしいが、一説には黒っぽい車には
自分の姿が鏡のように映る。
テリトリー意識のひときわ強い雉は、車に写った自分の姿が、他人だと思い込んで攻撃していく。
特にツガイを作っての繁殖期には、それが顕著になるらしい。
自分の姿を見て、誰か居る? と思いこんでしまうのは、あほな奴だが、本人にとっては、死活の問題かも知れない。
「雉も鳴かずば撃たれまい」という一節があるが
あのキィーというヒステリックな声は、確かに異常時に敵を威嚇する声とみて間違いなさそうだ。
「雉も鳴かずば気づかれまいに・・」と、悠長な事を言ってる場合ではない。
吾輩の愛車は大丈夫か??
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