(「河北新報」平成30年11月1日(木)付け記事より引用掲載)
「店長」は聴覚障害の陸上選手・佐々木さん
~「興味を持つ人増えれば」~
柴田町の仙台大で、学生や教職員がお茶を飲みながら気軽に手話を学ぶ「手話カフェ」が毎週月曜に開かれている。講師は、仙台大職員で聴覚障害のある陸上選手の佐々木琢磨さん(24)。参加者は和気あいあいとした雰囲気の中で、障害への理解を深めている。
学内の一室で10月22日、初開催された。佐々木さんは「おはよう」や「ありがとう」「お疲れさま」といった言葉を手話で表現し、参加した約20人が反復した。
佐々木さんは、慣れない手の動きに苦戦する年配の男性職員を「笑顔がかわいい」と手話で評し、参加者の笑いを誘った。
「手話カフェ」は、手話ができる学内関係者を増やす狙いがある。大学生活になじめない学生の居場所をつくる目的もある。
「店長」と呼ばれる講師役として、明るく前向きな性格の佐々木さんに白羽の矢が立った。昨年7月にトルコであった聴覚障害者の国際スポーツ大会デブリンピックに出場し、陸上400mリレーで優勝したトップアスリートでもある。
「手話に興味を持つ人が一人でも増えればうれしい」と佐々木さん。できるだけ長く、カフェを続けるつもりだ。
「店長」は聴覚障害の陸上選手・佐々木さん
~「興味を持つ人増えれば」~
柴田町の仙台大で、学生や教職員がお茶を飲みながら気軽に手話を学ぶ「手話カフェ」が毎週月曜に開かれている。講師は、仙台大職員で聴覚障害のある陸上選手の佐々木琢磨さん(24)。参加者は和気あいあいとした雰囲気の中で、障害への理解を深めている。
学内の一室で10月22日、初開催された。佐々木さんは「おはよう」や「ありがとう」「お疲れさま」といった言葉を手話で表現し、参加した約20人が反復した。
佐々木さんは、慣れない手の動きに苦戦する年配の男性職員を「笑顔がかわいい」と手話で評し、参加者の笑いを誘った。
「手話カフェ」は、手話ができる学内関係者を増やす狙いがある。大学生活になじめない学生の居場所をつくる目的もある。
「店長」と呼ばれる講師役として、明るく前向きな性格の佐々木さんに白羽の矢が立った。昨年7月にトルコであった聴覚障害者の国際スポーツ大会デブリンピックに出場し、陸上400mリレーで優勝したトップアスリートでもある。
「手話に興味を持つ人が一人でも増えればうれしい」と佐々木さん。できるだけ長く、カフェを続けるつもりだ。