1月23日 天気はれ
マイナス10℃の世界から
一気に陽の光を浴びて
春を思わせる気温へ上がっていく…
寒暖の差が激しい信州のこの時期。
早いもので
子宮頸部の円錐切除術を受けてから
もうすぐ3ヶ月。
明日は、松本市にある相澤病院で
手術後初の検査を受けてきます。
結果がわかるのは2月7日。
またそれまで
ドキドキ不安な日々なのかな…やっぱ。
どうなんだろう。
こんなあたしに
数日前、大学の恩師から届いたもの。
「演奏会のご案内もらったのに
行かれなくてごめんなさいね。
花束代わりに
このCDを送ります」と。
この若きピアニストは
故 西奥章さん。
あたしが音大にいた頃
われわれの門下の学生が
とてもお世話になって、
慕っていた先生でした。
学校の夏季研修で
イタリアへ行ったときも、
まだ留学中だった西奥先生に
ローマでお世話になったっけ。
西奥先生が亡くなられたのは
あたしが卒業して、約一年半後。
やはり、ガンでした。
(このCDは、先生が亡くなられた後
周りの方々で作られたものだそう)
あたしが自分の病気や手術のことを
師匠に手紙で知らせたので、
きっとメッセージを込めて
このCDを送ってくれたんだと思う。
「想いをすべて奏できれずに
亡くなっていった人もいるのよ。
命が残されたのだから…
あなたは、奏でなさい。」と。
あたしの恩師は
この3月で音大の仕事を
すべて終了させるそうです。
あたしがいた頃は
バリバリの現役教授で
それはそれは怖かった。
演奏はもちろん
ステージマナーに至るまで…!
情熱あふれるレッスンを
してくださいました。
たくさんの方の想いを引き継いで…
奏でつづけなければ。
再始動はすぐそこだ!!!!!
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