昔、「クロユリ」は、本当に黒いのかを知りたくて、長野「乗鞍岳」に行ったことがあります。
色よりも、余りにも可憐な姿風情に、愛おしく、感動したように思います。
5月8日付、毎日新聞「くらしナビ こころ」欄に、大きな見出しで、「おじさんに学ぶ幸せ」とありました。
何を「おじさん」から学んだら、幸せになるのよ・・・と、半ば、面白がっての興味で読み始めました。
とりあえず、抜粋で・・・
ダサい、暑苦しいと、とかく煙たがれてしまう「おじさん」。しかし、そのマイペースな生き方に、幸せのヒントが隠されているという。今見直される、おじさんの魅力とは?
・・・ゆっくりペースのなかむらさんは、バイトで速い作業についていけず劣等感があったが、おじさんに癒された。
中でも好きなのは、55歳以上のおじさんだ。「『人生上がった感』を醸しだし、肩の力が抜けている。借金があって苦しいと言いながら『いつかハワイに別荘を建てるんだ』と笑っている。おじさんは今を楽しむ達人です」・・・・。
「おやじがき 絶滅危惧種 中年男性図鑑」の著者でルポライターの内澤旬子さんは「最近は身だしなみに気を使う中高年が増え、昔ながらのおじさんが減っている」と指摘。「若い人がおじさんにひかれるのは、空気を読まなければならないプレッシャーが大きく周りの目を気にしているからだと思う。世間の目を気にせずマイペースなおじさんがいなくなったら、世の中がギスギスして生きにくくなってしまうのではないか」と心配する。
(なかむらるみさんの著書「おじさん図鑑」から抜粋)
■ おじさん力に学ぶ
自分の経験から出た言葉こそ本当の格言
疲れたら寝ちゃう!
電車内であろうが人目を気にせず、疲労感全開で熟睡
何もしない
休日は靴を脱ぎ、ひたすら日光にあたる。一番ぜいたくな時間
かわいい女の子が大好き
電車内で女子高生を凝視。自分の気持ちに正直に
花はなくても花見はする
咲いていなくても日程をずらさず実行する、おおらかさと決断力 (以上、新聞から)
な~るほど!
世の中、考え方次第で、おじさんも良い面が現れるんだなぁ・・・と、感心しました(あ、失礼だったかも?)。
何はともあれ、おじさんから幸せを学べると言うならば、友人・知人のおじさん達、自信を持って、少しくらい反り返って歩いても良いですよと申し上げたいですね。
それにしても、おじさんがおじさんたる証を見ると、私の「おじさん度指数」が、結構、高いみたいだなと気が付きました。
おじさん度の高いおばさんは、果たして、世の中に幸せをもたらすのだろうかと、急に、心配になりました。
みなさん、どう、お考えですか・・・。
花屋の店先で、呑み込まれてしまいそうな「ペチュニアの黒い花」に惹かれて、4株、衝動買いをしました。
その代金が2000円と聞いて、誘惑に負けた!と思いました、最早、遅し・・・ですけれど・・・ね。