竹藪の中や道端で、断然、優位を誇っている「ドクダミ」ですが、花が可愛いでしょ・・・友人特製ドクダミ化粧水を、ここ10年間、愛用しているので、感謝の気持ち(単なる利害関係?)を持って大切に扱っているのです。
右側:草取り中に引き抜いてしまった「ビオラ」を纏めて活けた。
中央:山中で自生していた「白露草」をプランターに移植したが、グングン大きくなり邪魔になる部分を切り取ったもの。
左側:屋敷の隅に捨てた「里芋」が芽を出したが破棄できなくて、水耕栽培風に・・・。
日本の「自然と農業」を守ろう・・・なんて程、真剣に大げさな考えはしていませんが、買い出しに出る回数が減って、ちょっとした物が欠品するようになり、出掛けるのが面倒で、なんとな~く、周囲を見回す事が多くなったのですね。
すると、打ち捨ててあった物、全く、目に触れないでいた物が目に留り、代用するようになって、案外、“イケル!”のでは・・・と気付いた訳です。
自宅に花のある時は、勿論、花を買う事は無く、花の無い時期には、周囲の自然の中に生きる山野草の美しさに引き寄せられるようになりました。
その花を、少しだけ頂いて、小さな花瓶(殆ど代用品)に活けて眺めています・・・生存能力が高い山野草は、結構、長持ちするのです。
←ある日の食事(拡大できます)
左側:自家畑で出来た「ジャガイモ」の小粒な物と、姉が作った「初物のキュウリ」を、サラダにした。フルーツは甥のお土産で、地元産「ニューサマーオレンジ」。
中央:同じく「ジャガイモ」とご近所さんから頂いた「新玉葱」で肉じゃがを作る。当然、牛肉は国産(でも、一番安価な肉を使用)。
右側:ご近所さんから「浅漬け用汁」を頂いた。一緒に頂いた「産直キュウリ」と地元授産施設で採れた「大根」に、庭に生えてる「青紫蘇」を混ぜ漬け込んだ(実は、浅漬けがちょい苦手な私は、3日間漬けた)。
当地では、我家も含めて、オバちゃん農家が多いのです(昔は、「三ちゃん農業」と言ったけれど・・・)。
収穫物は、大体が自家消費のようですが、でも、夏野菜など取れ過ぎて食べきれないというのも実情なのですね。
で、結構、野菜の頂き物は多いです・・・だから、料理の出来ない私でも捨てる事は出来なくて、何とか、食べ切るようにしています。
これからの世の中、どんな風に変わって行くのかは、もう、私には知る由もありませんが、もし、聞いて貰えるならば、超個人的見解でも、「自然と農業」を大事にしていれば、生命の維持だけは確保出来る・・・って、言いたいですね。
我が見栄えのしない人生に於いても、物を買い集め、遊び・食べ廻りと、それなりの贅沢もしたけれど、最終的には、「大自然(自然体でいる事も含めて)が一番」に落ち着く気配の私なのです(相変わらず、都会の雑踏は捨てがたいものの)。
こんな私が日本の「自然と農業」を守っている・・・とは言いませんが、でも、もしかすると、守っているのかも知れないという思いもあるのです。
同じく竹藪で・・・「朝顔」と言ってイイのか、一日中咲いている花です。日本の自然の色は柔らかですよね。