IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「山鳥との対決」の成果?

2020-06-05 09:11:43 | この頃思う事

    

遊び仲間に分けて貰った種から大きく育った「タチアオイ」だが、我が家の「夏の風物詩」となり、既に、満開を越えた状態になっている。
真っすぐ伸びる立ち姿を眺めると、自然と顔が上がり、大空に目が行って・・・まさに「夏到来!」と思うのだ。

 

 


 

枇杷の木を植えたのは何時だったのか、数十年も家を離れていた私には不明ながら、おそらく、母が、孫達に食べさせようと植えたのだと思う。
が、母は、植えるのは好きだが、手入れをするのが苦手(嫌いなんだと思う)な為に、母の生存中に枇杷の実が孫達の口に入る事は無かった。
私が、集中的に庭の管理(と言っても、鬱蒼とした枝を掃うだけ)をし出してから、漸く、ここ2、3年、少量の実が付くようになり、でも、食べごろかな?と思う時に、毎度「山鳥のおやつ」となってしまうという結果だった。

で、今年は、徹底的に「山鳥と対決」という体制にして、準備万端、手抜かり無きよう心がけて(太陽から実を遮る葉を取り除き、いい加減に大きくなったところで袋掛け等々)、漸く、本日、収穫となった次第。

 

 

上記写真の如くの収量だが、言い訳的には、この倍くらいあった。
そう、ちょい萎れたものや、密着していて痛んだもの等を取り除いた結果なのである。

山鳥と争ってまで食せねば・・・という執着した気持ちは無いけれど、ま、一回ぐらいは、孫(ひ孫)の口に入れてあげるのも、母への供養ではないかな・・・なんて、殊勝にも思っただけの事である。

 

昔、「屋敷内に枇杷の木は植えるな」みたいなことを聞きかじった気がするが、どういう意味なのかな?若しくは、私の聞き間違いか・・・何れにしろ、今現在、邪魔なのは事実だから、そのうち、切ってしまおうか・・・と、考えてはいる状況で。
次年からは、山鳥と分け合うのもイイカモと思う一方、手間数を考えたら(これからモット老いるのだからね)、山鳥のエサ場(おやつ程度だが)に開放したほうが、鳥のさえずりを楽しむ事が出来るかも知れない・・・何てことを、しょうもなく考えたりしている日々。

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「水無月」に入りましたよね!

2020-06-01 11:33:03 | この頃思う事

  

「花しょうぶ」の周囲では、田圃に水が引かれ、そこここで田植えが始まって来た。
私の子供時代には、「田植え」は一家総出の一大行事であったが、現在は、機械で作業するから、何時の間にか終わっている・・・これで良いのかなぁ・・・って、時折、思う事もあるが、まぁ、農作業をしない人間の勝手な思いでしかないのだろうね。

 


 

6月・・・和暦(旧暦)の「水無月」は、新暦では、6月では無く7月に該当するようだ。


梅雨の時期なのに、何故、「水が無い月」という訳が知りたくて、ちょい、ネットを覗き見したら、「無」は「の」と言う意味を持ち「水の月」という解釈が有るらしい、それと、水が無いから「水無月」だとする説は、田に水を引くため、それ以外の水が無い、暑さで水が干上がってしまうから水が無いという解釈も有るらしい。
何れにしても、「田植え」に重なる表現であり、旧暦が農作業から来ているという証拠なのだろう。


今朝、友人から電話が来て、「知人の庭に野菜を植えようか考えてるが、今、農作業をしている?」と聞くから、「耕運機で土起こしとか草取りで、直接、野菜などの世話はしていない」と答えた。
理由を聞くと、知人の庭に花を植えて手入れをしているが(知人は、多分、興味が無いのだろう、手入れをしないのだそうで)、知人の旦那が野菜を植えれば育てがいがあると宣うので、何を植えたらイイか聞こうと思って・・・だと言う。
「今から夏野菜を植えるのは時期的に遅いし、それより、庭を畑として使用するなら、まず、土を改良する必要がある。穴を掘って植えて肥料しても、それこそ、育てがいなんて期待できない」と忠告した。

私だって、イイ加減を基調にしてはいても農作業など何も知らないから、周りの諸先輩のご指導と見様見真似で、どうにか形になっているだけで、簡単に出来るとは思っていない。
友人に、野菜がイイと言う旦那に、畑にして貰いなさいよ・・・と、極、私的なご指導した、ホンネは、関わりたくないからなのだが、多分、友人は旦那には言わないだろうと思う。

コロナで空いた時間を、花や野菜作りなどを始める人があると聞くが、我が家の放置した畑(現在、数本の果樹を植えた)を借りて、作物を作りたいと言う人が現れて、姉(地主)としては本来は、もう、放置したまゝにして置きたいけれど、断り切れなくて貸す事にしたと言う。
以前、私の友人が作っていた時は、殆ど土作りをしなかったから、パサパサの土になってしまったが、今度借りる人が、どの位の手入れをしてくれるのか、あまり、期待はしない、ただ、既に植えてある果樹の根を痛めないように・・・だけ伝えたと言う。
まぁ、農業に限らないけれど、「言うは易し、行うは難し」である事は、間違いないだろうな・・・。

 

「水無月」から始まって、「最近の農業」に至るまで、何もしない人間(私)が、イイ加減な思いに浸っている・・・つまり、「暇だ」という事。

 

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