玄関先花壇には、昨年の種が落ちて自然発芽した濃淡の「おしろい花」が一本づつ(勿論、間引きをした)、30センチほどの間隔で大きく育った。
この2本が、初めから「濃淡」である確証は何もなかったけれど、ま、一回くらいはと、神様の思し召しだったのだろう、茎丈も2メートルほど、大きさも同じくらいで、花の咲き始めは時間差があったものの、ようやく、両者の花が入り乱れて、最高の見栄えとなっている・・・でも、残念ながら開花するのが夕方であることで見逃してしまう事しばし。
日曜日だったか、月曜日だったか・・・我が家ではたいした被害もなかった台風が通過した後の事である。
携帯電話に「0120」で始まる番号から電話があったが、私としては、当然、無視!
その後に、今度は「090」だったか、登録してない番号からの電話が入ったが、身に覚えがないなぁ・・・と思ったものの、またしても、無視!しかし、何か心に引っかかるものがあったので番号をメモした。
しばらくすると、携帯にメール(SMS)が3通も着信したので、開いてみると、先ほど気になってメモした番号だった・・・あれ!何事?と、恐る恐るメールを開くと「携帯を盗まれてしまい番号が変わりました。台風の被害はどうでしたか?心配しています」とあるではないか・・・でも、名前が書いてないので、これって新手の詐欺?と判断し3通のメールも削除した。
そのあとに、今度は同じ番号から電話が入ったのだ・・・う~ん、これは詐欺電話とは違うかもしれないと思い、電話に出ると、何と関西に住む友人からだった。
友人曰く、TVでそちらが台風の被害が出ているようなので心配で電話を入れたのだが繋がらないという事は・・・もう、心配で」だったそうだ。
いやいや、申し訳ない(まさか詐欺と疑っていたとは言えないし)、我が家では何の被害もなかったし、当県内でニュースになるほど被害が出ていたとは知らなかった(TVを見ていない)、ともかく、お見舞いありがとう・・・と、しばしの交流(もう10年以上会っていない)を懐かしく味わった。
そのあとに、今度は東京の友人から、またまた台風お見舞い電話が来たが、この友人は登録済みだったので問題は無し。
関西の友人も名前を名乗らない(忘れていたらしい)のが問題なのだけれど、私にしたって、もう端から登録してない番号は信用できない扱いにも、問題がありそうだ。
友人に、いらぬ心配をさせてしまったことに恐縮するのみ・・・だ。
「信用できない」というより、「まず疑ってしまう」という、この我が性根に、少し、改善の余地あり・・・なのかも知れないなぁ。