「娘が数学でアドバンスクラスに入れなかった って泣くのよ」
と 職場の寿司子(中国人)が私に話しかけてきた。
寿司子の娘さんはこの夏から8年生になる。
娘たちが通った田舎の学校にも
成績の良い生徒達のために
学ぶ内容が進んだアドバンスクラスがあった。
寿司子の娘さん (寿司子お嬢)が通うミドルスクールにもそのクラスがあって
例えば7年生(日本の中1)の数学アドバンスクラスだと
代数の初歩であるpre-algebraを学び
アドバンスクラスでない生徒は
8年生(日本の中2)からpre-algebraを学ぶようになっている。
アイオワ州やイリノイ州片田舎の学校ですがね。
高校も日本のような受験はなくて
学校の地区に住む生徒が進学するので
生徒数が多いほど、生徒の学力に差ができ
同じ内容で教えるのも難しくなる。
そのため
学力でクラスを分けているのだろう。
優秀な生徒の能力は伸ばし
逆に劣っている生徒には特別の指導が与えられる。
聞こえは良いけど
それでも分数が分からないまま
中学にあがる生徒もいて驚く。
飛び抜けて優秀な子もいるけど
アメリカ人の数学の平均レベルは日本のそれより劣っている。
寿司子の話を聞いていると
そのアドバンスクラスに入れなかった寿司子お嬢は
悔しさに泣くだけでなく
自分が選ばれなかった理由は
数学の先生が自分を嫌っている為だ
と言い始め
寿司子は娘を転校させることまで考えているらしい。
私には寿司子お嬢が優秀でないことに感じているストレスの方が気になるけどねぇ。
ぽちっとね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます