バターを買った。
半額だったし。
ちょうど、なくなってきたし。
手のひらに乗る12~3センチの楕円のケース。
無塩バターだ。
いろいろのお買い物を終えてレジへ。
なんか、なんとなくの計算より高いなあ。。。。
算数がダメになっちゃったのなあ、わたし。。。
さて、次の朝。
バターを付けて、パンを一口。
!!!!
ふわっと溶けて、何も脂っぽさの残らない、なんとも上品なバターぢゃないかっ!!
びっくりして、思わずケースを見る。
おおおお???
198円の半額じゃあ、なかったの?!
798円だとっっ!!
なるほど、半額なのにたっぷり残っていた。
高価なバター。。。。。
たしかに、ぜんぜん違う。
違いすぎるほど違う。
もう一度しっかり見る。
当たり前だ。
そうだよね。。。。。
笑った母が、「たまにはいいよ、お美味しいもの食べても」
しかし。
私は、半額なら、と2ケース買ってしまったのだった。。。。。。。
算数は間違っていなかった。
しかし、欲にかられて、数字を見間違えていた。。。。。
悔しい。。。。
それにしても、美味しい。
喜びと衝撃の共存。
美味しさが、心癒してくれている。
と、言いつつ、私は一昨日、某高級スーパーの入口のワゴンで柿の葉寿司を498円と思って手にとった。しかし、それは隣のワゴンの稲荷寿司の値段だったのだよTJ君。なな、なんと、件の寿司は980円。レジの表示を眺めつつ、んっ?と訝しんだものの、見栄はってお金ははらったものの、店を出るときワゴンを確認。して、ため息をついた。値札にはしっかりと商品名が書かれていた。欲は目を曇らす。
人類の進化や変化を促したりしてきたんだろうなあと思いました。
過ちではなく、失敗でもなく、変化。刺激。
予定調和だけだったら、とっくに滅亡していたでしょうね。
自然は、生命は、正解を求めない。
ひたすらに安定の中の変化をのみ求めてゆく。
久しぶりに、哲学的思索に襲われたことでした。
知恵と工夫はその上でのこと、と思うと、人類がなにゆえこれほどの肥大化した脳を持つに至ったかの一端を見るようです。
勘違いを前提にした生物だったのですね。。。。