GOOSEの部屋

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GB250白煙トラブル終息

2022-12-30 22:09:58 | オートバイ

今日は、
GB250クラブマンのオイル、オイルフィルターの交換をしました。





オドメーター30242(前回交換から3878走行)
エンジンオイルは、AZエンジンオイル 10W-60 MEG-025

今年、GB250クラブマンはいろいろありました。
右直の事故で転倒して、修理したりもしました。
(幸いけがはほんの軽傷で済みました)

GB250は当家に来た時からマフラーからの白煙に悩まされていて、
いろいろ対策しても白煙が出なくなったりもしますが、
また、再発 の繰り返しでした。
エンジンの回転数に比例して白煙が増えるので、オイル下がりではなく、
オイル上がりと判断して、オイルの粘度を上げたりもしました。

右直の事故でオートライフさんに修理に出して戻ってきたら、
白煙だけでなく、ヘッドからのオイル漏れも大量に発生してしまいました。

















オートライフさんに行って相談してみてもらったところ、
白煙トラブルの根本原因がわかりました!



GB250は当家に来た時から、
ブローバイガスを出すエアクリーナーから出るパイプと
エアクリーナーからキャブに空気を吸うやはりエアクリーナーから
出るパイプのふたつが短いホースで直結されていましたが、
このパイプは曲がる2か所が折れて完全に閉じられていてエンジン内の空気が
逃げ道がなくてエンジン内の圧力が異常に上がってしまい、
その圧力でヘッドのパッキンを押し上げ、オイル漏れを起こし、
エンジン内の燃焼室にオイルを運び、白煙を発生させていたのでした。



実は、GB250は、ホースでこの2か所は直結されているわけではなく、その間に小さな部品、ブローバイガスチャンバーが元々はあったこともわかりました。

当家に来たGB250は、
この2か所が折れて完全に閉じられているホースが外れていると
その原因がなくなるので症状が緩和され、気が付いて元に戻すと
また症状がひどくなる、の繰り返しだったようです。

よかれと思って直していたことがオイル漏れ、白煙の原因とは全く思いもよりませんでした。

今回、オートライフさんは修理中に外れていることに気が付いて
それをしっかりと取り付けてくれたそうです。
そしたら、最近起きていなかったオイル漏れをと白煙が発生した、
ということでした。

まず、その仮説から、試しに問題のホースを外して、
ブローバイガスを大気放出して200kmほど走行したところ、
白煙が全くでなくなりましたので、仮説は確定しました。

ただ、ブローバイガスを大気放出は違法ですので対策を検討しました。
サイドカバーの下のツールボックスを撤去して、
そのスペースにオイルキャッチタンクをセットして、
エンジン内のブローバイガスをオイルキャッチタンクにつなげて、
オイルを除いたガスをキャブにつながるエアクリーナーに戻します。















オイル、オイルフィルターの交換後、
撤去したツールボックスをシートの後ろに移設しました。









これで一安心です。

2023年1月15日追記
オイルキャッチタンク取付から500kmほど走行したところ、
ブローバイガスのホース途中で液体が溜まったので





ホース途中にドレインのホースを分岐。
ドレインは、わずかでも大気開放となると考え、ホースの先は閉じてセット。
溜まったら排水することに。

ちなみに、溜まった液体は、オイルの様にねっとりしているのかとも思いましたが、ほぼ水のようでサラサラでした。










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