今のところ、貿易交渉でシーソーゲームをやっているが、次第に安全保障の
分野に入って行けば両国とも絶対に譲れない。
もし力で決着をつけようとすれば、人類に甚大な影響をもたらす大戦争にな
ることは両国ともに判っている。
だから相手の自滅を待つ持久戦に頼るしかない。
このような微妙な時期に、香港のデモが独立運動に発展した時、中国がアメ
リカは実力行使しないと踏んで天安門事件のような大弾圧をする可能性は
高い。アメリカは局地戦には参加するだろうが、一時休戦協定により香港は
シリアにおけるクルド人のように見捨てられるかもしれない。
台湾も大体同じだろう。
朝鮮半島はどうか? ここが一番解りづらいが、恐らくトランプは口先だけで
友情表現をしながら、実際は経済制裁で締め続けるだろう。
北はイライラしてミサイルを連射するだろうが、トランプにとってはカエルの
面に小便だ。イライラが嵩じて内部崩壊するのを待っている作戦だろう。
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