さて

まあ、前から思っていたけど、
こりゃ本格的に始動せねばなるまいよ。
少しずつ少しずつ、やってくより他ないよね。

金さんと一緒にごはんを食べて、霧雨に濡れながら、
家まで歩いて帰ってきた。

救いようのないものを、救うつもりはないし、
一緒に堕ちる気も、さらさらない。

後ろ髪はひかれるけれど、自分のことを考えたら、
これ以上、ひかれてはいけない。

たとえそうなったとしても、この関係は終わらないじゃない？

それなら、もうそろそろいいんじゃないの？
やりたいことやりたいことって、それに捉われすぎたかもしれない。
そんなことを言っている歳ではないよ、と言われてしまった。
まだまだ子供なのだよ。
歳の割りに。

さて。

ちゃんと決めないとね。
いろーんなことを。