そんなことを想った

気が付いたらもう冬で、日が短くなってて、風が冷たくなってて、
空が高くなってて、吐く息が白くなってて、
星がきれいに見えるようになってた。

「あたりまえ」という日常は何も感じない。
失くしてから、大切だったことに気づく。
「夢を現実に」という目標は輝かしい。
でもそのなんと、険しく難しいことか・・・。

ただ、ただ泣きたくなるこの感情は・・・。

今日は授業があったから、大河に会ったのに、
うっすーと大河とごはん食べたのに、
これからはると帰るのに、なんでだか、
独りぼっちな気がしてしょうがない。

こんな気持ちは誰もが持ってるものなのか。

あと少しだと思うと、今が愛おしくてしょうがない。

これが離れ難いという気持ちなのだろうなあ。
もう２度と会えないかもしれない。
いや、きっと会えない。そういう人たち何人と別れていくのか。
別れて小笠原に行くのか。

暖かいけど、心地よくはない。

今、弱ってるなあ、と思う。

「WISH」という言葉は強い。
エルレの曲の１節。
「願い事をしようぜ。　　Make a wish
　簡単なやつを。　　　　Easy one 」
そのあとの願い事は、絶対簡単じゃない。
なのに、簡単って言い聞かせてる感があるっていうか、
せつない感じ、悲しい感じ、泣きたくなる感じ。
だから「WISH」という言葉に強さを感じた。

今のうちは何を願うのだろう。

願いすら思い浮かばない。
そんな自分が今はしんどいと思った。