赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おはなし日本文化『まいどばかばかしいお笑いを!』

2024-11-14 08:58:05 | その他

月末発売予定の本、ネットにも画像がでていましたので、ここでも紹介。

わたしの大好きな落語の作品をかきました。題名は直接的に『まいどばかばかしいお笑いを!』

今回は女性落語家さんをかきました。ずっと女性落語家さんの話をかきたかったんですね。

今、人気の女性落語家といえば、

AKBを落ちて、落語家になったという小朝の弟子、蝶花楼桃佳さん(左)

関西で人気の桂二葉さん(右)

 どちらもかわいい!

あと、林家つる子さんとかも有名です。

わたしの一押しは談春の弟子、立川小春志、真打ち興業披露にも行きました。

談春は厳しくて、次々男性の弟子が脱落していく中、独特の個性で生き残ったとか。

落語は感情にうったえかけてくる、聞き心地のいい語り口でうまいです。派手さはないけど、実力派の女性真打ちです。

え? わたしとちょっと顔が似ている? 夫もそんなことをいってました。

まあ、そんな風に落語になるとおしゃべりになるわたしですが、最近は忙しくて落語に行けていません。えーん。

来年はもう少し、時間をつくって落語にも行けたらうれしいなー。

 

 

 


岡山セミナー 直前打ち合わせ

2024-11-12 10:10:55 | その他

まだまだだと思っていた岡山セミナーもすぐそこにせまってきました。

今日はそのオンラインの打ち合わせがあります。 岡山の方ががんばってくれて、集客も集まっていて、準備も整ってきています。

でも、あと一息、来てくださる方が増えるとうれしいです。

児童文学セミナー in 岡山 2024/11/23(土・祝) - 日本児童文学者協会

関西方面の方、ぜひぜひ、足をお運びください。

 

わたしのシンポジウムの準備をしています。

課題本は6冊もあるので、読み込むのが大変

『おにのまつり』『虹色パズル』

『ルール!』『だれも見えない教室で』

『ぼくたちはまだ出逢っていない』『団地のコトリ』

みなさんも読んでみてください。

わたしも繰り返し読んで大変、勉強になりました。

 

八束さんの新刊も読みました。

子どもが自然の中、力強く遊ぶすがたに、心をつかまれました。

八束さん特有の語り口、八束節といわれたりしていますが、その魅力がたくさんはいった一冊です。


さぴあ作文コンクール 結果発表 & 表彰式

2024-11-11 10:28:40 | その他

昨日は、さぴあ作文コンクールの表彰式があり、代々木のサピックス本社にいってきました。新しいカッコいいビルで、会場もとてもきれい。

わたしは、スピーチもあるのでドキドキです。

サピックスは中学受験向けの東京近郊の塾で、かなり優秀な方向けのところのようです。

そのせいでしょうか、感想の作文がとても完成度が高く、文章もうまく驚きました。

その作文を読んだため、スピーチもよけい緊張します。

今回はわたしの課題図書が『AIマスクはいかがですか?』というもので、AIをつけたマスクがでてくることで、AIと人間とのかかわりにつけて書いてくれたものが多かったです。今の小学生は生まれたときからITの便利さに囲まれているせいか、AIをつかうこと、つかわれないようにすること、などに対する考えがとても深いです。

人間らしさをうしないたくない、自分で経験することが大事、など、しっかりした内容が多かったです。

子どもたちにとって、AIが発達していく未来はすぐそこにせまっているのでしょう。

その素晴らしい作文はネットで読むことができます。↓ 今の小学生の気持ちにふれることができます。ぜひ、ごらんください。

SAPIX小学部 | さぴあ作文コンクール 受賞作品

終わった後、版元の編集者さんととてもおいしいビールを飲むことができて、秋の心に残るしあわせな一日でした。

子どもたちのまっすぐで力強いまなざしにふれて、また、がんばって書こうかなと思うこともできました。

子どもの力はすごい。あらためて、思いました。


てづくり絵本、発表会

2024-11-09 14:20:16 | その他

今年、国分寺本多公民館の幼い子どものいる教室をうけもちました。

「こどもへの気持ちを絵本にしよう」です。

その発表会にいってきました。

みなさん、完成はしたということで、うれしかったです。

いくつか写真もとってきました。

   

 

 

どれも、手作り感とこどもたちへの愛情がいっぱいです。

忙しい子育てのあいまに、よくつくってくれました。きっと宝ものになると思います。

最後の1ページに、おかあさんたちの思いがかいてあり、それがどれもとてもいい。

涙がでてきそうでしたよ。

おかあさんたちに久々に出会えて、それもうれしかったです。

空も快晴。いい日でした。

 

さて、明日は、さぴあ作文コンクールの表彰式です。

短いですが、講演もするのでドキドキです。


森埜こみちさん新刊『銀樹』

2024-11-06 10:41:30 | その他

森埜こみちさんがすてきなファンタジーをだされました。

表紙もすてきですね。

わたしは児童書を書き始めた頃、ファンタジーがすきで、安房直子さん、柏葉幸子さんなどのファンタジーをたくさん読みました。

そのころ、今よりもファンタジーがたくさんでていて、その後のハリポッター以後のファンタジーブームにつづきます。

この『銀樹』というのは、そのころ、ファンタジーを読んで満たされた気持ちなったことを思いだすような作品でした。

 

シンという主人公の命をたすけた『銀樹』。小さな木でたくさんの人にはわけることはできません。

なので、薬師は秘密にして、よっぽどのときだけ用いていました。

しかし、その薬効がしれることになり……。

分かち合うことと、守ることは、両立できるのか。なかなか重たいテーマがかくされています。

きっと、作者は自然とか木が好きなのだろうと推測しました。自然に対する愛情が深い描写がそこここにあり、読みながら森林浴をしていうような気分になれます。

最後に小さな希望が書かれていて、そのさりげなさがとてもよく、うまいなぁと感心させられました。

 

森埜さんとはわたしは俳句仲間。森埜さんは俳句も個性的でおじょうずです。

明日はその俳句の会のオンライン句会の日です。