赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

さぴあ作文コンクール

2024-11-03 10:18:51 | その他

サピックスさんが主催のさびあ作文コンクールの表彰式まであと一週間となりました。

わたしは、優秀作品に選ばれた感想文を今、夢中になって読んでいます。

これがなかなかすばらしい感想文なんですね。

AIと人間の関係について、子どもたちなりにすごく真剣に自分の経験をとおして考えてくれています。

それでも、決めるのはAIではなく、自分でしたいという意志を感じるものが多く、これからを生きる子どもたちの生きる力みたいなものを強く感じました。

来週、11月10日、優秀作品を書いた子どもたちに会えるのがとても楽しみです。

 

さて、今日11月3日は文化の日。わたしの誕生日でもあります。〇〇才になりました。あー、年取っちゃったな-。

ちなみに11月3日は手塚治虫の誕生日でもあるみたいです。 

今日は国立でおこなわれる天下一というお祭りにいきます。にぎやかな祭りですよ。

 


おおぎやなぎちか新刊 『アゲイン アゲイン』

2024-11-02 10:06:57 | その他

おおぎやなぎちかさんが、新刊をだされました。

『アゲイン アゲイン』元気な女の子がでてくる中学年向けの本です。

自分のことは自分で決めたいって思う、行動力にあふれた自立心ある人公がすてきです。

『ドレッシングだったら、どっちにするって聞いてくれるのに』

主人公がつぶやく場面がありますが、こういうこと、感じたことあると思わず思いました。

ささいなことなら、聞いてくれるけど、肝心なことは親は自分のしいたルートを歩かせようとしがちですよね。

子どものためにとか思ってそうするのでしょうが、子どもだって自分で決めたかったりします。

でも、自分で決めたことって、だれのせいにもできないよと、大事なこともかかれています。

テーマがまっすぐ伝わってくる本です。まよったとき、この本は力になってくれそう。

迷ってばかりで、ぼうっとしていた、子ども時代のわたしに読ませたかったかも。

 

今日は雨で、一日中ふりそうですが、昨日は朝、とてもきれいな青空でした。朝ウォーキングするとき、写真をとりました。

 朝焼けです。

 秋の雲

 

 

 


工藤純子さん新刊『ひみつのとっくん』

2024-10-30 09:31:44 | その他

工藤純子さんの幼年童話、『ひみつのとっくん』、とてもおもしろく読みました。

さかあがりができないぼくが主人公。それでタイトルがひみつのとっくんだとしたら、みんながぼくに、さかあがりを教えるってストーリーかと思います。

それを楽しく裏切って、それでいて気持ちのいいラストにむかっていけます。

作品の幅がひろく、なんでも書けちゃう工藤純子さんですが、工藤さんの書く 幼年童話、なかなかいいなーって思います。

絵の田中六大さんもいいですよね。

 

さて、今日は、岡山セミナーのシンポジウムのオンライン打ち合わせ会がはいっています。

岡山は、100名以上の集客があり、とても順調に準備ができていますが、わたしはドキドキですね。

ただ、天川栄人さん、工藤純子さん、八束澄子さん、ともにすてきな作家さんなので、その魅力を思うぞんぶん引き出したいです。

岡山セミナー、人気作家も見に来ます。

ぜひ、多くの児童文学作家とふれあう機会、まだまだ申し込めます。よろしくお願いします。


新井けいこさん、新刊『いつも会う人』

2024-10-27 07:16:51 | その他

新井けいこさんの次の新刊は、パステルシリーズの一冊です。色はグレー

↑土手に立つ少年はどんな表情をしているかよく見えません。何をかんがえてるのか……まさにグレーの雰囲気ですね。

収録している作品は六作品、さくっと読める長さです。字が大きいのがいいです。

そしれ、どれも、不思議な読後感の作品です。人との距離の取り方を扱っていて、それも微妙な描き方なんです。

あいつ、いじめようとしてる? これはいじめなの? いや、気にしすぎ?

そんなギリギリのラインをついて、心をざわっとさせる作品ばかり。

また、現代の男の子たちの友だち関係も上手く描いています。昭和時代みたいにおひとよりでもなく、ちょっとさめていて踏み込まない。でも、友だちのことはすごく気にしていて……。

どう読むのか、あなたしだい。

この味わい、ぜひ、感じでください。本を読んで。

 

さて、今日は、自治会のレクリエーション。キューイ狩りに行きます。

年々、人数が減っている自治会。わたしもいつやめようかと思いつつ、やめどきがわからず、ズルズル。

〇回目の班長をやっています。

今年は、レクリェーションはやめようかという意見もでたのですが、アンカーとをとったら続けてほしいとの声が多かったのです。

とくにフルーツ狩りが人気。で、キューィ狩りとなりました。

いやー、人付き合い、さけているところもあるご近所ですが、アンケートは別の結果……。

人の気持ちはわかりませんね。まさに新井けいこさんの作品の世界です。

お天気もいいので、行ってきます!


安東みきえさん、新刊絵本『夜空の切手』

2024-10-25 10:55:51 | その他

安東みきえさんが新刊絵本をだされました。

安東みきえさんの情感あふれる世界を個性的な絵で表現した、斬新な絵本ができあがりました。

このストーリー、胸にしみました。わたしは父が好きでしたが、父はとても無口。とくにおじいちゃんになったら無口がましました。

でも、孫をかわいがってよくいろんなところに連れていって、遊んでくれました。

そんな父のことを、この絵本を読んでいろいろ思いだしました。わたしも父に会いたいです。

会いたい人のことを考えるあったかくて、ちょっとしんみりする絵本です。

 

そういえば、父がなくなったのは11月。その11月がすぐにきます。

わたしは、11月生まれ。もうすぐ誕生日でもあります。

ああ、免許の書き換えにもいかないと。まだ、もう少し返納せず、運転したいです。

生きているといろんな用事がありますね。