西沢杏子さんが、またまた新刊をだされました。
てのひらサイズのかわいらしい本です。山口まさよしさんの表紙がいいですね。西沢さんの作品、山口まさよしさんが絵をつけることが多いです。
ちょっと不思議な作品が五つはいっています。
西沢さんが詳しい虫もでてきますが、この作品の中では話しかけてきたり、ちょっといたずらしたり、話の展開をじょうずに動かしてくれます。
こういうファンタジーの感じ、わたしの好きなところ。いざ書くとなるとむずかしいのですが、ふんわりと作品がふくらむように書けています。
わたしがとくに好きだったのは、『カゲキリムシ』と『コウモリのこうもりがざ』とくにコウモリのとぼけた感じがおもしろい。
普段のなにげない暮らしの中にファンタジーの芽を見つけ、うまくふくらましていっていて、うまいと思いました。
こういう日常のファンタジーの作品、最近へっているので、なんかなつかしい気もしました。
西沢さんがやられているホームページ『虫の落とし文』虫の落とし文 (www.ne.jp)もまだ続けられています。すごい!
さて、昨日は、国分寺在住の渡辺朋さんとおおぎやなぎさんとおはなしポケットの蓮實さんとお会いして、朋さんの日本絵本賞のお祝いのランチ会をしました。
花束をもった写真もとったのですが、朋さん、顔写真はNGだとか。
おしゃべりがはずんで、お店、うるさかったかなーって心配になるくらいおしゃべりしました。
その中で、国分寺市の観光大使になったお笑いコンビ、ガクテンソクの話題にもなりました。ガクテンソクのこと、わたしは知りませんでしたが。
ガクテンソクの漫才の中で、国分寺は畑の広がる田舎、なんだそうですよー。
今度、見てみようと思いました。
また、午前中の絵本講座、『子どもの気持ちを絵本にしましょう』では、絵本のワークシートの発表をしたのですが、みんな想像以上にすてきな絵本を考えてきてくれていて、わたしはうれしいびっくりです。すてきな絵本ができそう。
おかあさんが子どもに対する気持ちはキラキラしていて、もう、それだけで宝ものって感じです。
最後までしあげてほしいと思います。