今年、11月23日に日本児童文学者協会では、岡山セミナーを開催します。
今、そのチラシ作りが事務局と岡山支部との間でおこなわれています。たくさんの人にきてもらうためにと、頭をひねっています。
記念講演はなんと、内田良さん。
そのあと、シンポジウムがあります。八束澄子さん、工藤純子さん、天川栄人さんという豪かなメンバー。
それが午後のスケジュール。
午前も講座があり、トークがおもしろいと評判の村中李衣さんも登壇されます。
ホームページで公開まであと少し。もう少しお待ちくださいね。
その岡山セミナーでわたしはシンポジウムの担当。シンポジウムのパネラーのひとり、岡山育ちの天川栄人さんが新刊をだしました。
なんと、三作ぐらいだされたんです。いっぺんに。うわあ、読み切れない(^_^;)
その中の一冊『わたしは食べるのが下手』小峰書店 を読みました。
これが新鮮なテーマでおもしろかったです。
会食恐怖症という症状、まったく知りませんでした。というのも、わたしは常に食べるのが好きで、ストレスを発散するために、食べてしまうタイプだから。
思うように食べられないのはつらいよね。過食症や、宗教の関係で食事制限がある人のこともでてきます。
その中で、見返しに書いてある言葉、
わたしたちは、食べるのが下手。
生きるのが下手。
でも、たぶん、
生きるのが上手な人とか、いないし。
だから、まあいっか。
これ、いいですよね。とくに、最後の まあいっか、ってところ。
なかなか、まあいっか って、軽く流せないんだけどね。とくに子ども本人が。子どもってまじめだから。
こんな風に思えるようになったら、いいだろうなー。
作家はもちろんすごいけど、ここを見返しに選んだ編集さんにもハナマル!
食べるのが好きな人も、苦手な人も、どちらにもおすすめです。
そんな天川栄人さんも登場する岡山セミナー、チラシは9月に配布し、同時に申し込みも開始。
注目ですよ。
まさに多様性をうまく