森埜こみちさんが新刊をだされました。また、また、ですね。すごい活躍です。
デビュー作が俳句を扱った作品だった森埜さん、おはなし日本文化では、短歌、俳句について書いています。
実はわたしは森埜さんと同じカワセミ句会で俳句を学んでいます。のんびりですが。
森埜さんは自分の世界、自分の言葉をもっていて、とてもすてきな句をつくるんです。
今回は、子どもたちが俳句、短歌で自分の気持ちをあらわしていきます。一冊の中で俳句も短歌もどっちも説明しないとならないって、むずかしかったのではないかな。
でも、子どもたちの等身大の句や歌がたくさんでてきて、おもしろいです。
子どもの気持ちになって、句や歌をつくるって、著者は、自分の歌をつくるより大変な気がしますが、とてもいい句ができてます。
とくに、主人公の律が最後につくる句がすてき。
ここで書きたいけど、ねたばれになるので、読んでみてください。
名句の紹介もあります。
一冊で、俳句、短歌のことがざっくりですがわかります。読んだら、一句、ひねってみようか、って思いますよ。きっと。
この講談社のおはなし日本文化、これからもどんどんいろんなテーマででるようです。
わたしの落語の本もよろしくね。絶賛発売中。