赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

テレビドラマ

2016-04-11 08:35:26 | その他
北島康介、会見が感動しました。今までありがとう(*^_^*)

年齢がテレビとともに育ったような年回りで、そのせいか、テレビドラマが好きです。
その中で、ファンタジー大河ドラマ、『精霊の守人』がよかった! 綾瀬はるかで、だいじょうぶかって不安視していたけれど、みごとに綾瀬のバルサを演じてくれました。はげしいタテも見事こなし、大きな目が存在感をだしています。演出も原作をちゃんとふまえていて、楽しめました。これで、守人シリーズは、売れるでしょうね。第二部が待ち遠しいのですが、なんと来年だとか。
これで、ファンタジーのブーム、くればいいのにな!

そして、次、楽しみにしてるのが、『重版出来』黒木華が主演。
マンガ業界の新人編集者が奮闘する原作マンガは、書く側の人はみんな読んだほうがいいと思うぐらい名作です。書き手をささえる編集者も熱いんだなって感じられます。
ドラマはどんな形かな。なににしろ、わくわく楽しみ。

先週、隠れ家のようなカフェに行きました。駅から20分。住宅街で静かなところにひっそりとただずんでいました。
  

カフェをするのが夢だったという店主は若い女性。カップはアンティークではなくビンテェージだという。
低くジャズが流れている七人入る店内。ここがそれなりに常連がいて、繁盛していて、すてきな空間でした。


これは、黄金卵のシフォンケーキ。
自称ダイエット中だったのですが、誘惑に勝てません。(-_-)おいしかった==
そして、なんと尾木ママが、国分寺一中の先生だったことも判明。お茶した友だちの息子の担任だったとか。
ビックリポンな話題でした。

さて、昨日もおじいちゃんとお散歩。なんと介護4になってしまいました。
でも、体は丈夫でどこまでも歩きます。
 

桜の花びらが舞い散る公園に淡い新緑がきれいでした。

『ぼくが弟にしたこと』岩瀬成子

2016-04-07 08:40:08 | その他
花散らしの雨が降っています。安房直子さんの『みどりのスキップ』をまた読みたくなりました。

最近読んだ本で、感動したのが

読書メーターでも話題になっていますが、岩瀬さんの心理描写のうまさ。本当に岩瀬さんはこういう経験をしたのかって思ってしまいます。重たい内容ですが、長谷川集平の無機質っぽい色づかいの絵が、すごくあっています。

とくに心に響いたのは
ーー父はもう、ぼくと重なり合うことのない場所にいる人なんだろうなって思った。父はどんどん遠ざかっていくのだ。

父を越えていく話です。
情感があり、むずかしい言葉をつかわないで、たんたんと心情を語っていきます。
いやー、岩瀬さんてすばらしい作家ですね。

また、Kさんがほめていた『あの花火は消えない』『べんり屋寺岡のシリーズ』などもおもしろく読みました。

どれもうまいです。まいったって思います。
ただひとつ、子どもの本はもっと楽しくてもよくないかな?とも、思います。これは批判ではなく、どうしてかなって気持ちです。なんか、最近はしんみりした話題作が多くて、それはそれでわたしは感動して読みますし、うまいなっとも思います。

ただ、岩瀬さんの作品で抜粋した上記のようなことは、大人の私がしみじみ「ああ、そうだな」って思うことで、実際の子どもたちはどうなのだろう、と疑問も思います
山中恒さんのようなエネルギーあふれた型破りな感じの作品は、この頃は少ないです。
どちらのタイプの作品も、元気があればいいのにと思いました。

昨日、母とお散歩。
紅白の八重桜を見つけました。ひとつの木で紅白で縁起がいい。

母は、来年の桜はもう、見れない。今年で見納めだといいます。この5年くらい、毎年言っています。この頃、認知症はすすんでいますが、体は元気なので、あと数年、聞けそうな気がします。


桜が人を「ツナグ」

2016-04-03 11:15:08 | その他
今朝の日経新聞の文化面。
辻村深月のエッセイが載っていました。『誰かを思い、思われる』です。

これがよかった。代表作『ツナグ』を一緒につくった編集者さんが、亡くなってしまったことについて書いてあります。編集者さんの本気が作家をかりたてて、代表作が書けて……、また、あの編集者さんと作りたいと思った時、亡くなられてしまった。こんなことがあるんだろうかという内容を、巧みなタッチで書いていらして、心をゆさぶられてました。

ーーあの人ならどうしただろうと、しかられることさえ望みながら、日々を続ける。
ツナグの中の一文が、編集者さんがなくなった今、その言葉の重さを教えられているような気になるとありました。自分で書いて、その時わかったような気持ちになっていた一文が、あとから、ああ、こういうことなんだなって、わかったってことです。うーん。なんかうなってしまいました。

わたしも あの人ならどうしただろう、って繰り返し考える恩人の人がいます。その人のことを思うと無性に泣きたくなってきたりもします。
その人が読んだ時、恥ずかしくないものを書きたいと、いつも思っているはずですが、なかなかそうとばかりはいきませんね。でも、そうありたいですね。

さて、話題は変わって桜です。
昨日、お花見ツアーに行ってきました。友人といっしょ。よくしゃべったなぁ。
心を許して笑える友人と、再び出会わせてツナイでくれた今年の桜です。

まず、目黒川。まさに満開で圧巻!! 

増上寺から見た東京タワー

浅草とスカイツリー

このあたりで、私はくたくた。
でも、ツアーはまだ続き、
人、人、人の千鳥ヶ淵
 

最後は六義園のしだれ桜ライトアップ。混みすぎて、桜が写せないし、桜にも飽きたので、夜の庭園


曇り空があいにくですが、心に残るお花見になりました。(*^_^*)
桜咲くところには、人がたくさん集まります。桜は人と人とをつないでいますね。

さて、今日は筋肉痛でフラフラ、ヨレヨレ。なさけないです。トホホ
2万5千歩くらい歩いたので。いつも○千歩の私が……。
義父のところに行くのは免除してもらったので、昨日ビデオに撮った『精霊の守人』を見ながらゆっくりします。