恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

人間関係の選択

2007年02月01日 | 所感とか
みんな仲良くしろ、というのは当たり前のことで、日頃から誰もがそう説きます。
特に小学生とか幼い子供に対しては顕著にこんな教えが説かれます。
その根本的な考え方は中学校・高校となっても続いていくわけです。
ただ、これがあくまでも建前だってことも誰もがわかっていること。
生徒にそういう風に説いたって、自分自身それができることだなんて思っていないし、
多くの大人も一部を除いてそのように考えているはず。
すると、なんだ、日頃から嘘を教えてるってことになるんですかね。
やれあの子が何を言っただとか、グループ内のいざこざがなんだとか、
そんな相談を受けることもありますが、考えれば考えるほどわからなくなってくるわけで。

思うに、私もこれまでの人生で、人間関係において取捨選択をしてきたわけで、
明らかに肌の合わない人と積極的に付き合おうとしてきたわけでもないし、
仲の悪い連中とあえて話をしようとすることもありませんでした。
言ってみれば人間関係を構築する上で常に「選択」をしてきたわけですな。
万人と仲良くするってのは並大抵のことじゃできるもんじゃありません。
人間誰しも聖人君子ではありませんから。
今、大人になって大人の人間関係を見てもそれが如実によくわかります。

社会で生きていくためには理想や奇麗事だけでは生きていけないのが現状。
もちろん理想や目標を高く掲げることは大事ですが、
それを実行していくためにはまずは現状をしっかりと捉えて、
そこをある種の出発点にすることは大事なこと。
現実主義に徹しすぎることなく、かつ理想主義だけに陥らないこと。
人間関係も須らくそのようにありたいものです。
そんなことを伝えていければな。
結局何が言いたいんだ、私は。

恐懼謹言。
コメント
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