日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース2020年11月29日

2020-12-10 11:30:24 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース2020年11月29日
【2020国際フェスタ】今年度の国際フェスタは11月14日(土)(オンライン)、15日(日)に国際記議場で開催されました。●15日15時~ ヒロシマ・メッセンジャーによる姉妹・友好都市の紹介があり、瀬藤さん、橋村さんによりロシア・ボルゴグラード市が紹介されました。

◇ヴィターリー・リハチョフ ボルゴグラード市長からのメッセージは次のとおり。[写真上] 
広島市長、国際フェスタ関係者並びに参加者の皆様、ボルゴグラード市民を代表し、心を込めて御挨拶申し上げます。 世界中の多くの国々や諸都市で、いまだ感染拡大ゆえにイベントの自粛が続いています。こうした中、日本にある本市の姉妹都市に於いて、海外のパートナー都市に焦点を当て、躍動的で興味深く、人々を元気づける国際フェスタが開催されますことは二倍の喜びです。 2020年と2021年は、日露の地域間・姉妹都市間交流年に指定されています。新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす多くの困難や予期せぬ試練にも関わらず、ボルゴグラード市と広島市の友好関係がさらに実り多いものへと発展していることは嬉しい限りです。 ボルゴグラード市では、今年も8月6日に、史上初の原子爆弾の犠牲者を追悼する平和祈念式を開催いたしました。 また、9月20日には、本市で第8回日本文化フェスティバル「日本の戸棚」が開催されました。今年は、日本の茶道、文学、歴史、神話、伝統的衣装に関し、さらに、当然のことながら広島への原爆投下について、オンラインでの講演が行われました。また、現在の美しい貴市に関するクイズもありました。フェスティバルの様子は、1,700を超える人々が視聴しました。このことは、ボルゴグラード市民が広島を愛し、貴市との友好関係を非常に大切に思っていることを明示しています。 さらに、国際青少年未来会議の参加者によるビデオ会議も三度にわたり開催されました。来年はぜひ同会議をボルゴグラード市で開催できますよう願っています。 両市間の協力関係と相互理解は、引き続きさらに広範囲にわたり強化され、今後も両市民が様々な意義深い交流に携わっていくものと確信しております。
 広島で開催されます国際フェスタの関係者、参加者の皆様の御健勝と貴市のさらなる御発展を祈念申し上げます。
●14日「今、世界とつながる~中村哲さんの遺したもの~DVD上映 ~村上優さん講演」[写真下]


【第76回ロシア語能力検定試験】2020年10月31日(土)2、4級 11月1日(日)1、3級を広島市東区民文化センターで実施しました。[写真右 マトリョーシカのポスターが小さく見えています。]

【千田小学校と「パンフルートになった木」】11月4日絵本の舞台となった広島市立千田小学校を訪問し、被爆樹木カイヅカイブキの跡、被爆者の慰霊碑などを森川校長先生に案内していただきました。皆様に多謝。今年は笛での演奏ができないのが残念とのことでした。


【講演会等の紹介】
①湯浅一郎さん講演会「辺野古埋立変更申請を読む」12月6日14時~ 大手町平和ビル(大手町4-1-1) 資料代 1000円
②12.8不戦の誓いヒロシマ集会 12月8日(火)18時~ 半田滋さん講演「急浮上した敵基地攻撃~踏み越える専守防衛~」自治労会館(横川新町7-22)参加費1000円
③アーサー・ビナードが語る紙芝居「ちっちゃい こえ」&ヒロシマのこころコンサート 12月27日14時30分開演 広島市東区民文化センター(東蟹屋町10-31)ホール 入場料 前売り2000円他
[2021年3月に延期となりました。]
【「映画『氷雪の門』への考察(10回目)】
(1)1945年8月前後の動き(承前)
(2)日露・日ソ間の条約(その9)1941年12月8日前後のソ連と英米との関係①大西洋憲章、1941年8月14日。米英2か国。1941年9月24日ソビエト連邦など15か国が参加。②連合国共同宣言、1942年1月1日。米英ソ中など26か国。③ダンバートン・オークス提案、1944年10月8日公表。米英中ソ4か国。④国連憲章、1945年6月26日。50か国。
前号紹介の①の前に日ソ中立条約(1941年4月13日)が入ります。
その全文は次の通り。
[文書名]日本国及ソヴイエト聯邦間中立条約)[年月日]1941年4月13日
[全文]
大日本帝国天皇陛下及「ソヴイエト」社会主義共和国聯邦最高会議幹部会ハ両国間ノ平和及友好ノ開係ヲ鞏固ナラシムルノ希望ニ促サレ中立条約ヲ締結スルコトニ決シ之ガ為左ノ如ク其ノ全権委員ヲ任命セリ 大日本帝国天皇陛下 外務大臣従三位勲一等松岡洋右「ソヴイエト」社会主義共和国聯邦駐剳特命全権大使陸軍中将従三位勲一等功四級建川美次「ソヴイエト」社会主義共和国聯邦最高会議幹部会「ソヴイエト」社会主義共和国聯邦人民委員会議議長兼外務人民委員「ヴヤチエスラウ、ミハイロヴイチ、モーロトフ」右各全権委員ハ互ニ其ノ全権委任状ヲ示シ之ガ良好妥当ナルヲ認メタル後左ノ如ク協定セリ 第一条 両締約国ハ両国間ニ平和及友好ノ関係ヲ維持シ且相互ニ他方締約国ノ領土ノ保全及不可侵ヲ尊重スベキコトヲ約ス 第二条 締約国ノ一方ガ一又ハ二以上ノ第三国ヨリノ軍事行動ノ対象ト為ル場合ニハ他方締約国ハ該紛争ノ全期間中中立ヲ守ルベシ 第三条 本条約ハ両締約国ニ於テ其ノ批准ヲ了シタル日ヨリ実施セラルベク且五年ノ期間効力ヲ有スベシ両締約国ノ何レノ一方モ右期間満了ノ一年前ニ本条約ノ廃棄ヲ通告セザルトキハ本条約ハ次ノ五年間自働的ニ延長セラレタルモノト認メラルベシ 第四条 本条約ハ成ルベク速ニ批准セラルベシ批准書ノ交換ハ東京ニ於テ成ルベク速ニ行ハルベシ 右証拠トシテ各全権委員ハ日本語及露西亜語ヲ以テセル本条約二通ニ署名調印セリ 昭和十六年四月十三日即チ千九百四十一年四月十三日「モスコー」ニ於テ之ヲ作成ス 松岡洋右(印)建川美次(印)ヴエー、モーロトフ(印)

【炭本さんのボルゴグラード紀行(8回目)1978年訪問1998-06-09記述】
所変われば味かわるでビ-ルも酸味が強い。魚のフライや油煮、燻製肉、リンゴ酢の野菜等あまり口にあわない。78-10-22(日)9:30朝食船上から母なる大河ボルガ見学。市内はトロリーバス、電車、地下鉄は建設中であった。ボルガ展望台の下が水中翼船の埠頭となっている。福井団長と安藤氏は朝早くチョウザメ釣りにでかけた。私は睡眠不足に悩まされているので行かなかった。少しでも多くみたい、食べたいで疲れ気味であった。水力発電所、発電所は1960年完成のもので、発電機22台250万KW出力、かって世界最大であった。(続く)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本ユーラシア協会広島支部... | トップ | 「もっとロシアを知ろう!」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事