蕎麦とジビエ料理でダーチャ交流
4月8日(土)、ブロック会議後の交流会は、福岡県築上町の有門さん宅であった。その前に近くの小原農業集落センターで蕎麦打ち体験。私は、広島県三原市高坂にあるダーチャの水田で蕎麦を栽培して収穫していたのでとても興味があった。短い時間で「水まわし」「練り」「延し」など蕎麦打ちの一つひとつの過程を教えてもらい、蕎麦打ちは蕎麦をおいしく食べるための文化だなあと考えた。蕎麦は三原市高坂の気候風土に合った作物だ。自分で育てた蕎麦を蕎麦打ちして食べる。これこそ土地に生きる人間の喜びだ。今年も春から蕎麦を植えよう。
蕎麦打ちの後、できた蕎麦を持って有門さんの家へ。そこは土間に囲炉裏があり、カラスノエンドウ、ヨモギの天ぷら、ジビエ料理(鹿シチュー、猪肉)をふるまわれた。さらに、街灯もない真っ暗な道を歩いて、小原蕎麦塾、鳥養塾長さんのダーチャ、通称「男の隠れ家」に。鳥養さんは廃屋を、お金をかけずに居心地のいい空間に甦らせた。私たちは、自然を生かした美味しい飲み物を作り、動物(猫、やぎ、鶏)に囲まれて暮らす生活様式に触れた。毎日しかけた罠を見回ることから一日が始まるという。獲れた獲物に感謝しながらおいしく食べる。そのために工夫する。文化はそれぞれの人間が創造するのだなあと考えた。月に一度は誰かが泊まりに来て、そういう素朴で贅沢な時間を過ごされるそうだ。文化は独りよがりではなく、万人に受け入れられてこそ本物になるのだなあと思った。
呉支部 是恒高志
4月8日(土)、ブロック会議後の交流会は、福岡県築上町の有門さん宅であった。その前に近くの小原農業集落センターで蕎麦打ち体験。私は、広島県三原市高坂にあるダーチャの水田で蕎麦を栽培して収穫していたのでとても興味があった。短い時間で「水まわし」「練り」「延し」など蕎麦打ちの一つひとつの過程を教えてもらい、蕎麦打ちは蕎麦をおいしく食べるための文化だなあと考えた。蕎麦は三原市高坂の気候風土に合った作物だ。自分で育てた蕎麦を蕎麦打ちして食べる。これこそ土地に生きる人間の喜びだ。今年も春から蕎麦を植えよう。
蕎麦打ちの後、できた蕎麦を持って有門さんの家へ。そこは土間に囲炉裏があり、カラスノエンドウ、ヨモギの天ぷら、ジビエ料理(鹿シチュー、猪肉)をふるまわれた。さらに、街灯もない真っ暗な道を歩いて、小原蕎麦塾、鳥養塾長さんのダーチャ、通称「男の隠れ家」に。鳥養さんは廃屋を、お金をかけずに居心地のいい空間に甦らせた。私たちは、自然を生かした美味しい飲み物を作り、動物(猫、やぎ、鶏)に囲まれて暮らす生活様式に触れた。毎日しかけた罠を見回ることから一日が始まるという。獲れた獲物に感謝しながらおいしく食べる。そのために工夫する。文化はそれぞれの人間が創造するのだなあと考えた。月に一度は誰かが泊まりに来て、そういう素朴で贅沢な時間を過ごされるそうだ。文化は独りよがりではなく、万人に受け入れられてこそ本物になるのだなあと思った。
呉支部 是恒高志