火星への道

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一生懸命太陽の光を浴びようとしているようです

2011-11-15 22:20:03 | Phobos-Grunt
11月14日のrussianspacewebの続報では、RoskosmosのPopovkin長官のマスコミとの会見での発言が紹介されています。
それによりますと、今だPhobos-Gruntと通信連絡が取れていないが、12月初旬までこの努力を継続するとのことです。
当初、11月21日がPhobos-Gruntが火星へ飛び立つ為の期限と言っていましたが、12月初旬まで伸びた訳です。
恐らく、火星へ行ってからのどれかのミッションに使用する予定の燃料を使うことで火星へ行くための猶予期間が伸ばせるということのようです。
せめて中国の蛍火を火星軌道に届けて、そして米惑星協会のLIFEを火星軌道上からでも地球へ返してあげて欲しいものです。
今は、考えたくないですが、少なくともPhobos-Gruntとの通信を回復することは、地球へ再突入する場合の災害を防ぐ助けになるという意味もあります。
Phobos-Gruntは、現在は下記の形になっていると思います。
太陽パネルを一生懸命太陽に向けているようです。泣けてきますね。
頑張って欲しいものです。

コメント
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